繁華街に立入り検査 池袋、豊島両消防署
池袋消防署
池袋消防署は12月5日、豊島区西池袋一丁目の飲食店や風俗店等が入居する雑居ビル等の階段や通路、防火戸の維持管理状況に重点を置いて、消防職員32名と豊島区役所建築課員、池袋警察署員及び池袋西口商店街連合会会員と連携して立入検査を実施した。
繁華街を抱える池袋署では、大惨事につながる火災を起こさないために定期的に一斉立入検査を実施し、違反是正に力を入れていますが、今回は検査の2日前に建物の屋外階段において火災が発生したことを踏まえた関係者指導もあわせて行った。
階段、廊下等に避難の支障となる物件を置いていた事業所に対しては、ただちに除去するよう指導するとともに、即時に除去されない物件の所有者に対しては命令を発令し改修させ、計26件の違反が改修された。
豊島消防署
豊島消防署は12月6日、JR池袋駅東口周辺地域の焼肉店やラーメン店等の飲食店の出火防止を主眼に一斉立入検査を実施した。
都内では、焼肉店やラーメン店等の飲食店において火災が多発しており同様の火災を防ぐため、当署で作成した「飲食店における出火防止ポイントと対策」をまとめたリーフレットを活用、配布して一軒一軒指導した。
検査は、池袋東口美観商店会役員の同行のもと豊島消防署員を中心に、査察課・第五方面本部、豊島区職員等の協力を得て、避難施設(階段・廊下等)についても行い、利用者の安全が確保されているか確認した。
豊島消防署では、今後も地域に住む方、働く方、訪れる方が実感できる安全安心を目指して火災予防に取り組んでいくとしている。
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