2019年2月

第3243号 2019年2月13日号


駒込生まれ「染井櫻」
 予約受付中、販売は3月21日


 豊島区駒込生まれの純米吟醸酒「染井櫻」、販売予約が始まっている。地元の染井よしの桜の里駒込協議会の皆さんが今年のお酒とポスターをもって高野区長を訪ねてPRした=写真。

 販売開始は、毎年おなじみとなった春分の日・3月21日。 今年で18年目を迎える純米吟醸酒「染井櫻」は、日本の桜を代表する “ソメイヨシノ発祥の地”である豊島区駒込・染井銀座商店街が中心となり、地元の街興しを目的とした日本酒として平成14年に誕生した。

 この17年の間に累計10万本を超える販売を行い、毎年の販売を重ねるごとに駒込地区はもとより、豊島ブランドとして広まっている。

 「染井櫻」誕生の経緯は、江戸時代の駒込・染井地区は、各藩がかかえる植木屋が数多く軒を並べ(現在の染井通り)、菊やツツジなど四季折々の花を楽しめる名勝地として知られていました。ソメイヨシノ桜は、幕末期から明治初期にかけて「染井」の植木屋が全国へ広めたと言われている。染井櫻実行委員会は、そんな地元の歴史を広める為、お花見に合う桜のイメージにぴったりな日本酒を造り、駒込をアピールしよう!と考えた。その開発には全国の蔵元を巡り、「淡いにごりを残しながら、桜の花びらをイメージできる色合いと、桜のようなホッとする雰囲気が感じられる、お米(品種:星あかり)のもつ素朴な味わいを表現したい」と語った杜氏の一言をきっかけに、秋田県横手市・浅舞酒造による 「染井櫻」が誕生した。

 淡いにごりタイプと爽快辛口タイプ(各・500ml)の他に、2月28日まで限定受付の染井櫻生酒セットも用意。また、300組限定・干支グラスセットには、埼玉・麻原酒造の造る純米酒(300ml)を組み合わせている。この染井櫻ブランドに用いる日本酒は、原材料をお米と麹だけで造る純米酒にこだわり、本来の日本酒が持つ香りと旨味を存分に味わえる。

 ●純米吟醸「染井櫻」  淡いにごりタイプ  秋田・浅舞酒造 500ml 1,250円 (税抜)。淡いにごりタイプを造る秋田・浅舞酒造は、国内で多くの受賞や賛辞を戴く中で、2016年、世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」で、日本酒部門・純米大吟醸酒の部にて世界1位を獲得。有機栽培で作られた酒米のみで醸すこの染井櫻は、新酒らしいフルーティーな香りの広がる、女性に好まれる日本酒。原料米/星あかり   精米歩合50%。

 ●純米吟醸「染井櫻」  爽快辛口タイプ   鳥取・大谷酒造 500ml 1,250円 (税抜)。爽快辛口タイプを造る鳥取・大谷酒造は、全国新酒鑑評会にて金賞を13回受賞し、現代の名工として黄綬褒章を賜る杜氏を2人も輩出する名門蔵。すっきりと、のど越しの良い、飲み飽きない味に仕上げた。外国からのお客様にも大変人気の日本酒。原料米/山田錦・玉栄、精米歩合50%。

 ●限定!染井櫻3本セット(染井櫻各1本 +70%精米 300ml純米酒 1本 と 干支グラス1個入)  3,800円 (税抜)。300組の限定販売となります。今年の干支「亥」をデザインしたグラスと、今回の限定酒は昨年と同様、埼玉・麻原酒造が地元の酒造好適米で造った、70%精米の純米酒をセットにしました。このセットは毎年の一番人気商品となっている。

 ●染井櫻生酒セット(淡いにごり生酒・爽快辛口生酒 各1本入)  3,100円 (税抜)。出来立ての香りと旨味がたっぷりと詰まった、火入れを一切しない生のお酒。2月28日迄にご予約をいただいた数量のみをご用意する、特別限定のセットとなっている。


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