2019年5月

第3255号 2019年5月15日号


大人気のバラロード
 第15回大塚バラ祭り


 大塚駅南口のトランパル大塚広場と都電大塚駅から向原駅間の都電荒川線沿線に790種、1190株のバラが咲き誇り都内有数のバラの名所として人気を集めるようになった大塚。「第15回大塚バラ祭り」が5月12日から28日まで開催されている。

 初日12日朝10時、大塚駅南口のトランパル大塚でオープニングセレモニー。色とりどり約200種400株のバラが咲くトランパル広場には高野区長はじめ国・都議・区議、地元町会、商店会、JR・都電関係者らがお祝いに駆け付けた。司会進行は大塚のイベントではすっかりおなじみのコーラスグループ・ハモローザのメンバーでもある劇団ムジカフォンテの知久晴美さん。

 都電沿線とトランパル広場のバラの手入れ行っている南大塚都電沿線協議会の小山健会長が「見てください、この素晴らしいバラたち。香りと色とりどりに咲いたバラが皆様をお迎えしております。今年、駐輪場だったところが花壇に整備され、大塚駅から向原駅まで大塚のバラロードが完全につながりさらに魅力的になりました。大塚バラロード、お楽しみください」と、また高野区長は「素敵な街づくりが進み、今まさに乗りに乗っている大塚。バラ祭り、音楽祭、阿波踊り、さらにナイトカルチャーと注目を集める大塚。地元の皆様の街づくりにかける熱い思いに感謝いたします。この大塚の元気を豊島区、そして東京にむけて大きく発信していただきたい」とあいさつ。

 会場では、フリーマーケット、バラ苗の即売会、音楽ライブ、都電グッズ販売などもあり、たくさんの人出でにぎわった。

 「大塚バラ祭り」は、地域商店街や地域住民によって始まったまちづくりの取組み。かつて都電荒川線の大塚駅から向原駅までの区間は不法投棄や違法駐輪の目立つ地域だった。そこには30年程前に植えられた約100本のバラが残っており、これらを育てることで景観の美しいまちにしようと南大塚都電沿線協議会が平成20年に発足。毎月第3日曜日の午前9時から、街の人々がボランティアとして、バラの植樹や維持管理に取り組んでいる。植えられているバラは四季咲で、毎年秋ごろまで訪れる人々の目を楽しませている。


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