"大塚のバラ"見頃デス 「例年より花は大ぶり」
都電大塚駅から向原駅間の都電荒川線沿線に咲くバラが見頃を迎え、「第15回大塚バラ祭り」が5月26日まで開催されている。また、今回は「都電とバラ」をテーマに、こども絵画コンクール作品も募集している。
「大塚バラ祭り」は、まちづくりの一環として、地域商店街や地域住民により始まった。かつて、都電荒川線の大塚駅から向原駅までの区間は不法投棄や違法駐輪の目立つ地域だった。そこには以前植えられた約100本のバラが残っており、これらを育てることで景観の美しいまちにしようと南大塚都電沿線協議会が平成20年に発足。それ以来、毎月第3日曜日の午前9時から、地域の人々がボランティアとして、バラの植樹や維持管理に日々取り組んでいる。現在では、約790品種1,190株のバラが植えられており、毎年春と秋には見頃を迎え、訪れる人々を鮮やかな色彩や香りで楽しませている。
第1回こども絵画コンクールでは、「都電とバラ」をテーマに、都電荒川線沿線やTRAMパル大塚広場で描かれた絵画を公募する。小学生の部と中学生の部を設け、画材は八つ切り画用紙(270×380㎜)に絵具、クレヨン、色鉛筆を使用したものを募集。応募締め切りは6月30日必着。
南大塚都電沿線協議会の小山会長は、「大塚バラまつりは都内有数の品種を誇り、色とりどりのバラを楽しめます。今年は天候が良かったため、例年よりも花も大ぶりです。ぜひ、楽しんでください」と話している。
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