モニュメント設置記念展
豊島区トキワ荘通りお休み処(南長崎2-3-2)と椎名町駅ギャラリー(長崎1-1-22)の2ヶ所で「マンガの聖地としまモニュメント設置記念展」が開催されている。展示は、藤子不二雄Ⓐ『怪物くん』、石ノ森章太郎『サイボーグ009』、赤塚不二夫『天才バカボン』のモニュメントが6月に西武池袋線・椎名町駅に設置されたことを記念したもの。
藤子不二雄Ⓐ、石ノ森章太郎、赤塚不二夫は、いずれも豊島区にあったアパート「トキワ荘」に住んだマンガ家。3名は、トキワ荘のマンガ家を中心に結成したグループ「新漫画党」のメンバーでもあった。「新漫画党」は、機関紙の発行や、合作の発表などの活動を行った。時には、メンバーの部屋に集まって会合を行い、交流を深めたという。当時、世間ではまだ「マンガ家」という職業が一般的ではなかったが、彼らはこの場所で、仲間としてお互いに大きな影響を与え合い、家族のように強いきずなが生まれた。そのようなマンガ家のきずなから、今回は仲間や家族で活躍するキャラクターにスポットをあてたモニュメントを制作した。展示では、マンガ家のプロフィールやモニュメントとなった作品、マンガ家のきずなについて紹介する。
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