2019年12月

第3281号 2019年12月11日号


大塚「七の市」復活へ
 ハモローザの歌声響く


 その昔大塚南口は、天祖神社の縁日である七の付く日にはたくさんの露店が出て、巣鴨地蔵通りをしのぐ賑わいぶりだったという。その縁日復活の期待を込めた大塚の新イベント「七の市トランパルフェスティバル」が12月7日、南口広場のトランパル大塚で開催された。主催はサンモール大塚商店街(林洋理事長)。

 野外イベントのため朝から雨雪の前日予報で関係者を心配させたが、なんとか降雨降雪は回避でき、厳しい寒さのなかでの開催となった。それでも駅前という立地から、人出は切れることなくケバブ、かつバーガー、ホルモン焼きなど地元商店街の出店は元気よくおもてなしにあたっていた。

 とくに大塚イベントはステージが見どころ。一昨年、トランパル広場を盛り上げようとオープンとともに誕生した大人気の女性コーラスグループ「ハモローザ」も、城所信英さんの司会のもと、元気いっぱいの歌声を披露して集まったたくさんのハモローザファンを楽しませた。ちなみにソプラノユニット「ハモローザ」はバラの街・大塚の「バラ」と「ハーモニー」から名付けられた造語。メンバーは大塚ゆかりの下澤明夜さん、知久晴美さん、中安ミキさん、窪瑤子さんの4人。

 夜には「大塚ものがたり」でおなじみの南大塚ネットワークの酒井雅敏さんの演歌コーナーなどたっぷり披露され、大塚の令和元年イベント締めとなった。


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