豊島区観光協会 桜の観光大使 ソメイヨシノ発祥の地PR 新大使3名が決定
豊島区観光協会(近江正典会長)は1月23日、第7回ソメイヨシノ桜の観光大使コンテストと、新年賀詞交歓会を池袋西口のホテルメトロポリタンで開催、新たな桜の観光大使3名を選出するとともに、夏の2020東京大会へ向けて新たなスタートを切った。
桜の観光大使は日本を代表する桜の品種「ソメイヨシノ」の発祥地が豊島区駒込であることを広めるとともに、豊島区の魅力を区内外に向け、発信していくために生まれたもので、観光協会では、ソメイヨシノ桜のイメージにふさわしい人材を選出するために2年に一度コンテストを開催している。桜の観光大使の任期は2年間で、区内外の各種行事に派遣されている。
一次審査を経て9名がこの日の本選に参加。自己PRやプロフィール映像、パフォーマンス映像等による個人別審査、審査員との質疑応答などの審査のうえ、新大使が決定。
第7代桜の観光大使には、久保彩佳さん、田中葵さん、森祥子さんの3名がそれぞれ選ばれ、高野区長、近江会長、染井桜の里協議会の皆さんから表彰された。名誉審査委員長の俳優、宝田明氏からの総評などのあと関係者とともに記念写真におさまった。
久保彩佳さんは、スキー、旅行が趣味の19歳、大学生。「4月にそめいよしの桜祭りを身に行きました。桜が散るなかで、ソメイヨシノ桜の観光大使の活動で、お祭りがより素敵なものになっていました。豊島区がソメイヨシの発祥の地であることにとても誇りに思います。桜とハラハラドキドキ文化がいっぱいの豊島区を盛り上げたい」。
田中葵さんは、登山とサイクリングが趣味の36歳、ピアニスト・作曲家。「現在雑司が谷に暮らし、晴れた日には、池袋まで散歩する時間が何よりの幸せ。最近は池袋に劇場がオープンし、としま未来財団の企画に心がワクワクさせられていると同時に、何かこれからの豊島区の未来に関わりたいと強く思うようになりました」。
森祥子さんは、歌・ダンス・けん玉が趣味の25歳、会社員。「池袋は学生時代に過ごした大好きな街。その街がいま大きな変化を見せています。新しい施設や公園のリニューアル、毎日新しい顔を見せる豊島区の魅力を桜の観光大使としてPRできたら。これをチャンスととらえ、社会人として成長できればと考えております」。
今回の審査員は、名誉審査委員長・宝田明氏、豊島区長・高野之夫氏、観光協会会長・近江正典氏、観光協会名誉会長・齊木勝好氏、日本ホテル社長・里見雅行氏、巣鴨信金理事長・田村和久氏、サンシャインシティ社長・合場直人氏、観光協会女性部長・平山知子氏、ソメイヨシノ桜の観光大使実行委員長・平井憲太郎氏、それに元観光大使の小山愛理さん、高橋雅美さん、杉田こころさん、田中里佳さん。
コンテスト・表彰式に続き、新年賀詞交歓会。小池都知事、高野区長はじめ太田・鈴木衆議、都議・区議、区商連、東商、町連、法人会など区内主要団体、池袋・豊島消防署、池袋・巣鴨・目白警察署、友好都市の湯沢町、飯能市、北区各観光協会など来賓多数が出席して行われた。
近江会長は「今年は2020オリ・パラ東京大会の成功に力を合わせましょう。観光協会の事業への協力をよろしくおねがいします」と。齊木名誉会長は昨年の事業協力への感謝を述べた。小池都知事は「こんなに変化を遂げた街は他にない。国内外の皆が池袋を訪問したいと考えている」と、高野区長は「観光協会を中心とした豊島区の組織がオール豊島で支えてくれましたこと、心から感謝」とあいさつ。
立教大学総長・郭洋春氏の音頭で乾杯、懇談に。副会長の加藤竹司氏から観光協会最大のイベント、東京フラフェスタin池袋のPRなどが行われた。
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