「オールとしま」で対策 緊急感染防止大会開催
新型コロナウイルスの夜の街感染が拡大する中、新宿歌舞伎町だけでなく池袋も名指しされる事態となり、豊島区は急遽、7月3日3時30分から4時30分、警察、消防、環境浄化団体や各商店会、食品・旅館団体などの代表者を集めて「緊急 繁華街 新型コロナウイルス感染防止大会」をとしま区民センター多目的ホールで開催した。高野区長はじめ、小池都知事も出席するなか、報道陣十数社の取材も入った。
趣旨は、接待を伴う飲食店等を対象に感染が拡大している状況を鑑み、感染防止への取り組みを都、区、事業者や地域団体、関係団体と共有し、東京で有数の繁華街である池袋をはじめとした地域全体で感染拡大を起こさないために対応の徹底を図るというもの。
高野区長、小池都知事、村上議長のあいさつに続き、区から池袋の繁華街の概要、豊島区の感染状況、都から東京都の今後の方針など報告された。そのあと池袋東西の環境浄化推進団体の加藤竹司氏、服部洋司氏、池袋社交飲食業の渡辺岩男氏、観光協会の斎木勝好氏らがそれぞれの立場から意見が述べられ、最後に高野区長が「『オールとしま』で万全の対策を講じて、池袋そして豊島区を守ってまいります」と新型コロナウイルス感染防止宣言文を朗読して終了した。
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