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2006年12月

第2703号 2006年12月13日号  
区議会議員定数2減
 第4回豊島区議会   来春の地方選挙から適用
 11月24日〜12月8日の間、開会されていた平成18年第4回豊島区議会定例会で議員定数を38人から2人減の36人とする条例が可決された。これにより4月22日の区議会議員選挙から議員定数は36人となる。
 12月4日から審議が始まった「豊島区議会議員の定数削減についての陳情」(豊島区町会連合会会長・中村丈一外35名)が7日午後、採択された。審議では多数の町会長が傍聴し、委員の言動を見守っていた。
 採択を受けて自民・公明・民主区民クラブが議員定数を38人から36人に減らす条例案を作成。正副幹事長会に提出、審議された。36という数については、4つの委員会があり各々9人ずつに分けることができて良いのではないかという意見もあったが、根拠と言えるような理由はなく、かといって他に有力な案もなく、このまま可決された。
 今定例会では条例案17件、平成18年度補正予算案2件、その他5件を可決、各委員会に付託されていた請願・陳情については、5件を採択、4件を不採択とした。
第2702号 2006年12月6日号  
サンシャインシティアルパ リニューアル  
    こだわりの"食” 12店舗オープン 
「洋服をコーディネートするように食卓を飾りたい」―サンシャインシティアルパ1階南側に12月1日、こだわりの食品・食関連雑貨の販売店を集めたゾーンがオープンした。12店舗(日本初出店が2店)、総店舗面積約1千100u。これらの店が並ぶ通りは、レンガの柱にランプ、床はダイヤ柄のタイルとなどヨーロッパ風の落ち着いた雰囲気をかもし出している。また、高速道路脇の歩道だった所をウッドデッキに改装。この部分はオープンカフェとなっている。
 お店を一部紹介する―池袋に初進出した「ヴィノスやまざき」(潟買Bノスやまざき、本社・静岡市)にはオープン初日の朝から客が並んだ。この店はワインを蔵元から直接買いつけるスタイルで有名。「小さな蔵元でも、とても美味しいワインを作っています。そういう生産者と日本の消費者を直接つなごうというのが私達の理念」と、責任者の伊藤隆博さん。面白いのは、一部のワインでティスティングが有料(ワイン1本の十分の一の価格)でできること。そのワインを購入した場合は1割引となって、ティスティング分が差し引かれる。
 また、これも池袋初進出の「SEIJO ISHII Select」(叶ャ城石井、本社・港区)は、品質に定評のある世界中の商品をさらに厳選、単身者や少人数世帯向けに少量パックの商品を取り揃えている。また、スープやコーヒーのスタンド販売も行っており、店の中の飲食スペースでこれらの商品を楽しむことができる。
 日本初の直営店となる、「Shinzi Katoh Design」(江戸川物産梶A愛知県春日井市)は女性に人気。Shinzi Katohさんは、世界的な商業デザイナー。その商品(トートバッグ、水筒ボトル、マグカップなど)は作品と言ってもいいほど、カラフルでおしゃれだ。アメリカニューヨーク近代美術館(MOMA)のミュージアムショップにもトートバッグが並ぶ。「嬉しい商品」がコンセプトと言う通り、30種類もあるデザインから自分の好きな図柄を選ぶ楽しさは格別。
 地元の名店「パティスリーマリアージュ」((有)プロスペール、本社・豊島区)が出店。パティシエの高崎亨さんはベルギーやルクセンブルグで修行し、南池袋に「アトリエ・ドゥ・テテ」を構えた。自慢はチョコレートを使った洋生菓子。ここでしか売っていない商品もあるとのこと。
 他にも、サンリオが新規事業として始めた喫茶店「パティスリーグラスティアラ」は母親と子どもが楽しめる店を目指す。ルピシアは紅茶、緑茶、ウーロン茶など世界各国のお茶の専門店。クリスマスギフトとして美しい缶も用意されている。
 このような「ちょっと高級」を目指した店舗について広報担当者は「この地区に高級マンションが増えることを予想し、住居者のニーズに合わせた。このゾーンの開発は去年の今頃から、若い女性社員2人を中心に進めた。ちょっと上質のこだわりを求めるお客様の要望に応えられると思う」と話している。