「人道派遣」だと言って自衛隊が派兵されましたが、現地で何をしているか。給水車に水を注入するだけで、それを運んでいくのは民間人。だから、イラクの人は日本が助けてくれているとは思っていない。近くに爆弾が落ちてからは、亀の様に基地内に引きこもっている、とのこと。当初は笑顔のあった米兵も、占領が長引くにつれ、不安に脅え、ちょっとしたことでもすぐ銃を向けるようになった、それが現地との関係をますます悪化させるという負の循環。しかし、マスコミはその事実を報道しようとしません。
「おかしい」と言う声を
おかしいと思ったら投書でも電話でもメールでも、とにかく何らかの働きかけをしてほしい。皆の力で報道は変わる。久保田さんは強く訴えました。
参加者の感想
■ 「NO NO BUSH!」と(イラクの人が)叫ぶ場面がありましたが、それが全てであるように感じました。私たちも同じ様に叫びたい。
■ 戦禍の中でも経済的には豊かなイラクの現状にビックリ。米国が石油をねらってイラク戦争を始めたという話を聞いていましたが、裏付けられました。
■ 日本にとって悪い情報であろうと、「真実」を知ることができたので、聞けてよかったです。
■ 衝撃的! 本当にすごい映像の数々。こんな報道カメラマンが世界にもっといれば…と、強く強く思いました。