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戦争の銃はとらせない! 集団的自衛権行使を許さない闘いをすすめよう! 
閣議決定で「戦争する国」にするな!
与党協議で勝手に決めるな!
6.30緊急官邸前行動に豊島区職労からも参加
(区職労ニュース2014年7月2日付)
 6月30日に開催された「緊急官邸前行動」に参加した方からの手記を紹介します。

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 7月1日にも憲法違反の集団的自衛権を閣議決定するという「クーデター」で容認し、海外で戦争できる国に変えようという安倍政権に対して、「ここで反対の声をあげなければ後悔する」と国会に向かいました。
 人、人、人…とりわけ若者がドラムやトランペットにあわせて「戦争反対!」「憲法こわすな!」と首相官邸前に大集結(主催者発表で4万人)。手製のプラカードや幟(なかにはコスプレ)で気持ちを表現し、また小型ハンドマイクをつかってアピールする青年が多くいて、そのパフォーマンスに圧倒されます。20時過ぎには安倍政権への怒りが爆発するかのように沿道から人があふれかえり、身動きがとれない状態になりながら、私は「憲法9条をまもろう」と書かれた区職労の幟旗をかかげ続けました。
 豊島区職労からも、緊急の行動でしたが現評を中心に十数名が参加し、若者に負けじと奮闘しました。「自治体労働者は二度と赤紙は配らない!」「子や孫に戦争の銃はとらせない!」の思いを胸に、集団的自衛権行使を許さないたたかいに全力をあげようと、決意を新たにしました。

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集団的自衛権行使を許さない闘いを今後すすめよう!

 安倍内閣は7月1日に臨時閣議を開き、集団的自衛権の行使を禁じてきた憲法解釈を変え、行使を認める新たな解釈を決定しました。集団的自衛権は、自国が攻撃されていないのに、武力で他国を守る権利で、自衛隊が海外での武力行使を可能とする重大な問題です。6月30日、政府が公明党に示した閣議決定案は、集団的自衛権の行使が必要な理由として「他国への武力攻撃でも、わが国の存立を脅かすことも起こり得る」と説明。日本が直接攻撃された場合にのみ認めてきた武力行使の範囲を変更するものです。これにより、「密接な関係にある他国への武力攻撃」でも、「国民の生命や幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」と政府が判断すれば、集団的自衛権行使が可能となります。
 今回の安倍政権の動きは、閣議決定で集団的自衛権行使を認めて海外で武力行使ができる国をつくることが問題であるのはもちろん、集団的自衛権は必要であるという立場の人からも、「憲法9条を解釈で変えることは、立憲主義を否定する暴挙」だと異論が噴出しています。
 戦争する国づくりに直結する集団的自衛権行使を許さないために、今後も闘いをすすめていきましょう。
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