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区民と職員の参加で盛り上がった 「児童館を考える区民のつどい」 
(区職労ニュース2004年6月2日付) 
 5月23日(日)に豊島区学童保育連絡協議会等の住民団体と豊島区職員労働組合児童分会の共催でおこなわれた「子育ての拠点 児童館を考える区民のつどい」には、PTA役員や青少年育成委員を含めて、区民を中心に85名の参加があり、おおいに盛り上がりました。

 「区民のつどい」第1部は、新宿区立保育園の男性保育士2人の「子ども歌バンドクリーミーメロンパン」のミニコンサート。コンサートには子ども達も参加して楽しい振り付けをまねながら、ふれあい歌遊びを楽しみました。


「つどい」でのつながりを大切に、子ども施策の低下を許さない運動を

 第2部は「豊島区の『区民ひろば』『全児童クラブ』構想の特徴と性格」をテーマにした基調報告。このなかで、児童館・学童保育・全児童対策事業の機能と役割について説明され、それぞれ独自の役割があり、『本来「全児童対策事業」と「児童館」「学童保育」は対立する事業ではなく、それぞれの役割・機能を尊重し、その内容を充実することで、自治体の子育て施策の発展が望まれるもの』であり、『「全児童対策事業」の実施を理由に「児童館」「学童保育」事業を解体・縮小すること』などの問題について豊島区の状況をふまえて解明されました。
 第3部のパネルディスカッションには、PTAや育成委員会の役員、校庭開放協力員、児童館幼児グループや学童保育の親がそれぞれの立場から児童館・学童保育等との関わりや思いを語り、会場からも活発な意見が出されました。
 今回の「区民のつどい」を契機に、すでに一部の地域では児童館の廃止に反対する署名活動も始まっています。今後、「区民のつどい」でつくられた住民とのつながりを大切にして、「区民ひろば」「全児童クラブ」構想による、豊島区の子育て施策の低下を許さない運動をすすめていきたいと思います。
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