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なくせ! 失業と貧困
第80回中央メーデーに3万6千人が参加 
(区職労ニュース2009年5月8日付)  
 快晴に恵まれた5月1日、第80回中央メーデーが代々木公園を会場として開催されました。
 今年のメーデーは、「なくせ!失業と貧困」をメーンスローガンに設定し、働く者の生活を無視した首切りや賃金切り下げを続ける非情な大企業の社会的責任を追及するとともに、間近に迫った都議会選挙や衆議院選挙に向けて消費税大増税や改憲に反対する姿勢を示しました。
 あいさつに立った実行委員会代表委員の大黒作治全労連議長(自治労連中央執行委員長)は、昨秋以降、トヨタやキヤノンなど日本を代表する企業で「派遣切り」「期間工切り」が行われているなか、解雇を言い渡された労働者が全国で立ち上がり組合に加入していると指摘。「雇用破壊を許さないたたかいを一層強める」と決意表明しました。
 年末年始の「年越し派遣村」で名誉村長を務めた宇都宮健児弁護士からは、「派遣村がナショナルセンターの枠を超えて取り組まれたことは素晴らしいこと」と述べ、「市民運動と労働運動の結合が(派遣村成功への)大きな力になった」と連帯のあいさつをいただきました。
 また、「派遣切り」されてたたかいに立ち上がった労働者や劣悪な労働条件に苦しむ介護労働者などが実態を告発し、「私たちの要求が実現できる政治に変えよう」と訴えました。


「無謀な人員削減やめろ!」「保育園民営化反対!」 区職労独自要求を掲げデモ行進

 3万6千人の参加者は、式典終了後に都内3コースに分かれてデモ行進を行ないました。96名が参加した豊島区職労は恵比寿コースに加わりました。
 区職労では、実行委員会が用意した「大企業は内部留保を使って雇用を守れ!」「誰でも・どこでも時給1,000円以上を実現しよう!」といったシュプレヒコール以外に、「豊島区長は新規採用を倍増させろ!」「児童館を廃止するな!」といった独自の要求を沿道の人々に訴えながら、渋谷駅前を通り恵比寿駅近くまでの2.5kmを元気に行進しました。
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