今年のメーデースローガンは「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」をかかげ、メインスローガンには、貧困と格差の解消。大企業の内部留保の労働者・国民へ還元。米軍普天間基地の即時無条件撤去。核兵器のない世界の実現、など切実な要求が掲げられました。
　あいさつに立った実行委員会代表委員の大黒作治全労連議長(前自治労連中央執行委員長)は、「賃金の底上げ、最低賃金の大幅引き上げ、中小企業の活性化こそ『貧困と格差』の解消・内需拡大、景気回復への道だ」と強調。「今年は日米安全保障条約改定から５０周年。普天間基地の即時閉鎖・無条件撤去をもとめ、沖縄や徳之島と連帯して闘いを発展させよう」と決意表明しました。


豊島区職労から昨年を上回る１１５名が参加

　３２,０００人の参加者は、式典終了後に都内３コースに分かれてデモ行進をおこないました。豊島区職労からは昨年を大幅に上回る１１５名が参加し恵比寿コースに加わり、全体スローガンや職場要求をアピールし行進しました。