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「職場の状況を何とかしたい」 女性部定期大会で切実な発言あいつぐ 
(区職労ニュース2012年7月20日付) 
 7月4日(水)午後、生活産業プラザ多目的室にて2012年度女性部定期大会がおこなわれ、選出代議員45名中39名の出席で、新年度方針を決定しました。


このままではまともな仕事ができない!
職員は、いつ倒れてもおかしくないところまで、きている…

 今年は、法改正・システム改修があいついだ庁内職場からの発言が目立ちました。
 「みな手一杯で余裕がなく、新たな仕事があると『振らないで』と、思ってしまう。ファイリングシステムの遂行や福祉関連法の改正等のなかで、ものすごく仕事の手間や量が増えている」「外国人登録制度がなくなり、住民記録に統合され(7月9日から新システムがスタートするが)、住基カードも変わるなど、大幅な改正で正規職員は土・日も出勤し、対応している。2名いた再任用職員が、今年は付かずに委託・派遣になり、病欠が2名いるなかで、1時間ごとの勤務ローテーションを組むこと自体がむずかしくなっている。課長・係長も、法改正に翻弄されて職場管理どころではなくなっている。このままでは誰が倒れてもおかしくない」「子ども手当がなくなり、(再び)児童手当になるなど制度がコロコロ変わるなかで、システムを変えていくのに大変な労力がいる。そんななかで、病欠が2名と、産休者もあり、正規職員不足で大変な状況」と、職場の実態が報告され、発言の結びでは「労働組合で、なんとか変えていかないといけない」という、熱のこもった訴えが共通していました。


さらなる人員削減では、病気になってしまう人を増やすだけ!
必要な人員をつけるべき

 また、保育園や児童館でも病欠になってしまう人があいついでいると報告されました。「休憩時間がまともにとれなくなってきている」「園の子どもたちの話も充分できないでいる」「パソコンの台数が少ないなかで、休暇申請入力も勤務終了後でないと入れられない」などと報告がありました。
 最後に「区民のための仕事をきちんとおこなうために、必要な人員を要求していきましょう」を合言葉に「憲法9条改悪を許さず、原発ゼロをめざす決議」を採択し、大会を終えました。
 女性部では、決定された方針に基づき、今後のとりくみをすすめます。誰もが安心して働くことができる職場をみんなでつくっていきましょう。
(女性部長 関 明子)
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