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子女教育ニュース

      担当: 国際教育相談員 小山 和智(上海日本人学校 高等部設置準備室)
海外人事や教育関係の実務担当者の皆様に配信しているニュースの一部を、
一般の皆様にも公開します。 教育相談・情報などについては、こちらをどうぞ。
2010年 8月7月1月〜6月。 2009年 7月〜12月1月〜6月
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◎暑中お見舞い申し上げます
  7月24日(土)、『海外・帰国子女のための進学相談会 JOBA学校フェア』がありました。 私も 久し振りに "来場者"として伺ったのですが、昨年を上回る 約700名の親子連れで賑わっていました。 また、30日(金)には、東京で海外子女教育振興財団主催の「帰国生のための学校説明会・相談会」が開かれ、昨年同様の盛況でした。
  今年の注目情報は、聖学院・洗足学園・富士見丘・茗溪学園の4中学校が 11月21日(日)に 香港とシンガポールで「合同海外入試」を行うことです。 1回の入試で4校を併願できる画期的な試みですが、在外生に どう受け止められるでしょうか?
  なお、聖学院では日本での帰国生入試の日程を中学校は12月1日(水)、高校の「B方式」を1月20日(木)に早めていますので、ご注意ください。

◎「日本の教育代表団の中国派遣事業」の参加者募集中
  国際文化フォーラム(TJF)からのお知らせです。 中国語教育に積極的に取り組んでいる地域の教育行政者および中国語教育実施校、あるいは中国理解教育や中国との交流に関心をもつ学校の責任者に中国を訪問してもらい、中国の教育現場を視察すると共に、中国の教育行政者や学校長と交流するプログラムです。
  今年度は文部科学省の協力を得て、公私立を含め全国の高等学校と都道府県の教育行政機関などから参加者(40名)を公募しています。 応募〆切は 9月24日(金)です。 派遣期間は 11月22日(月)〜26日(金)、場所は北京市。参加費は、約6万円のみ (往復国際航空運賃、空港施設利用料、航空保険料、成田旅客安保サービス料、海外旅行傷害保険、事務局運営費を含む)。 北京滞在中の費用は、全て中国政府の負担 (主催:中国国家漢弁)です。

今年も「東京都私立学校展」は大盛況の見込み
  8月21日(土)・22日(日)、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で今年も開かれます。 私立中学高校421校と私立小学校54校が一堂に会する、文字通り国内最大規模の教育フェアです。 東京の私立学校の先生たちの活気や情熱に接する絶好の機会であり、受験生や保護者にとっては 大事なお見合いの場でもあります。
  しかし、今 海外に暮らしている子供たちや帰国直後の帰国生には 余りお勧めできません。 いきなりこの熱気や殺気に触れてしまうと、一般入試で受験する気力を失う子も多いからです。 いまや公立校を凌駕してしまったような錯覚さえ覚える 東京の私立学校の現実を知ることは 大事ですが、不用意に強烈な刺激を与えると、帰国そのものへの不安感を煽ることになります。
  限られた日本滞在の時間を有効に使うには、まず希望の学校を実際に訪ねてみることです。「近くに家を買ってでも 子供を入れたい学校です」と 感謝のお便りをいただけば、私まで幸せを分けていただけた気がします。

横浜では「ミッション女子8校 合同相談会」が開催されます
  「東京都私立学校展」の華やかさに隠れて 目立ちませんが、21日(土)に、聖ヨゼフ学園(横浜市鶴見区) で行われます。 神奈川県内のキリスト教主義の学校の進学フェアは他にないわけではないものの、主催が教会関係ですと、どうしても無難な「発表会」になる傾向があります。 その点、この合同相談会は入試広報担当者が創意工夫を凝らして競い合う「決戦場」ですので、受験生や保護者には有益な情報に溢れています。
  参加校はカリタス女子、湘南白百合学園、聖セシリア女子、聖ヨゼフ学園、聖園女学院、横浜英和女学院、横浜雙葉、函嶺白百合学園の8つの中学校です。 個別相談コーナーのほか、「ふれあいコーナー」では各校の授業体験もできるようになっています。

8月の諸行事-----------------------------------------------------------------------------------
(財)交流協会 第14回交流協会・台湾情勢セミナー--- 8月 3日(火)、於:ホテルオークラ東京 別館 (東京都港区)。 テーマ「ECFAと両岸の貿易経済関係について」=黄 志鵬(台湾経済部 国際貿易局長)
第37回 NPO全海研・全国大会(大阪大会)--- 8月 5日(木)・6日(金)、於:エルおおさか(大阪市中央区)。 テーマ「世界と子どもをひらき、つなぎ、つむぐ教育をめざして--- 創(みつか)ります 明日の教育(ちから)」。 実践事例研究発表会、シンポジューム「海外子女・帰国子女・外国人子女教育への派遣教師の関わり」、テーマ別分科会ほか。
※ 2日目の午後は 恒例のトーキングテーブルです。「First・Second・Senior 派遣への道とメディアネットワーク」「日本語補習授業校教育」の今 話題のテーマで盛り上がります。
★日本元気塾セミナー--- 8月11日(水)、於:アカデミーヒルズ(東京都港区)。 テーマ「安藤忠雄:チャンスをつくる」=安藤忠雄(建築家。後藤新平賞 受賞)、米倉 誠一郎 (日本元気塾塾長/一橋大学イノベーション研究センター長)
市民文化フォーラム 第46回 8・15集会--‐8月15日(日) 、於:日本教育会館 (東京都千代田区)。 テーマ「平和の条件を根底から考えなおす」=内海 愛子、村井 吉敬、南風 島渉、小森 陽一、小関 彰一。

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夏休みに入り、各学園の同窓会や県人会などが盛んに行われています。 「全海研」は日本人学校等に派遣されていた先生方の"同窓会"の側面もあります。旧交を温めるとともに、明日への夢も多いに語ってください。

◆「国際子ども文庫の会」の小林悠紀子さんから「マグパイ(かささぎ)文庫」(オーストラリア)誕生のお便りをいただきました。 毎月第3土曜に開設だそうですが、8月はお休み。無理のないところから始めるのが、発展の秘訣なのでしょうね。 「カナカナ文庫」も頑張ります。

◆ 今年のイスラームの断食(Ramadan, Puasa)は 8月11日ころからです。昼間は水を飲むこともタバコも禁忌するわけですが、今年の猛暑の中ですと大変ですね。 異教徒の皆様は 軽率に真似などなさいませんよう。

◆ 行きつけの英国風パブの主人が高血圧で倒れまして、現在 休業中です。 次の樽を仕入れるために ロンドンの裏街を飲み歩いている との情報もありますけど…。 13日から営業再開とのことです。 一緒に如何ですか?

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日本の青年は "内向き"? 
  読売新聞(2010年3月11日付)に 米ハーバード大学 ファウスト学長の記事が載ってからというもの、日本の青年の"内向き傾向"の話題が続いています。 「日本の学生や教師は海外で冒険するより、快適な国内にいることを好む傾向があるように感じた」という同学長の言葉が発端です。 ハーバード大学の学部・大学院を合わせた国別留学生数で、日本は十年前の 151人から 101人に大きく減少しているそうで、これは中国(227人⇒463人)や韓国(183人⇒314人)と比べても 確かに異常です。
  決してハーバード大学だけが留学先ではないのですが、アメリカ全体を見ても「中国や韓国の留学生に比べ、日本人留学生の存在感が薄い」という状況は変わりません。 米ワシントン・ポスト紙は、日本人減少の理由を「学生の安定志向が高まり、冒険心が薄れたため」とし,「日本は草食動物(grass-eater)の国に衰退したのだ」と 皮肉っています。
  国内でも、親元を離れて大学に進学する学生は確かに減っており、首都圏の大学では 大半が首都圏出身者で占められています。 それが"内向き"の表れだとしたら、やはり心配になってきます。

上海日本人学校 高等部説明会は 7月17日(土)
  上海日本人学校で、中学部の保護者を対象に高等部設置の説明会を 17日(土)に開催する案内状が配布されました。 いよいよ 2011年4月の開校に向け、本格的な準備が始まったわけです。
  昨年6月下旬から7月初旬にかけて「高等部(仮)設置に関する意識調査」が実施され、8割近い保護者から「入学を検討したい」という回答が寄せられました。 それを契機に上海総領事館・上海日本商工クラブを中心に 開設準備が進められてきています。 また、今年1月から、明治大学・法政大学・芝浦工業大学を幹事とする「協力予定大学会議」が結成され、日本サイドで支援体制を組む活動が活発化していることは、前回のニュースでお知らせした通りです。
※ 高校の教員免許をお持ちの先生で 上海で教えてみたい方は、まず 上海日本人学校 高等部設置準備室にご一報ください(秘密厳守) 求人票

外務省が「ドバイにおける風紀取締りの厳格化に伴う注意喚起」
  最近、「駐車中の車内や公共の場所での抱擁・キス」「もめ事の相手に中指を立てる」等の行為をした外国人の"摘発"が続いているためです。 これらは国際的な儀礼の面からも不適切とされている行為ですが、「旅行中なら許される」という外国人の奢りに、とうとう堪忍袋の緒が切れたということなのでしょうね。
  すれ違う人にニッコリ笑って「こんにちは」と言うのも、国際的儀礼の一つです。 しかし、エレベータに同乗した人にもプイと横を向いて無視することを親に見せられて育った日本の若者たちに、国際的儀礼を期待するのは困難です。 まして、「こんにちは」も言えない教師が担任では、クラスの生徒の将来は危険に満ち溢れることになります。 いつ頃からの風潮かは判りませんが、国力衰退の元凶の一つであることには 間違いありません。

◎「Kids One World Cup 2010---お台場発みらい行き」の選手募集
  「サッカーや文化的集まりを通じて世界を一つに」を理念とする「Kids One World」という団体が 8月28日・29日、小学校高学年を対象にしたミニサッカー大会を開催します。 世界中の子供が一堂に会して「世界は一つ」を体験し実感してもらおうというものです。 今、外国人小学生の参加を募っているのですが、日本に滞在中の小学生なら誰でも資格がありますので、お知り合いのご家庭がありましたらお知らせいただけましたら幸いです。(7/16〆切)

帰国生に特化した進学相談会は 7月下旬
  海外子女教育振興財団主催「帰国生のための学校説明会・相談会」は、22日(木)に毎日新聞オーバルホール(大阪市北区)、23日(金)に名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)、30日(金)には国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)と、3会場で行われます。 最近になって帰国生受け入れを始めた学校、とりわけ大学もズラリと顔を並べていますので、兄弟揃って相談するのはよいでしょう。
  24日(土)には「JOBA進学相談会」が日本貿易振興機構(JETRO=東京都港区)で開かれます。第1部(12時半〜14時)は 帰国生の先輩と保護者によるパネルディスカッション、第2部(14時半〜16時半)は学校別個別相談会が行われます。 JOBA教育相談員の個別相談のブースも設けられますし、ガーディアンシップセンターの相談もしてもらえます。

7月の諸行事-----------------------------------------------------------------------------------
海外邦人安全協会 講演会--- 7月 9日(金)、於:海外邦人安全協会(東京都千代田区)。テーマ「海外勤務者、出張者への メンタルヘルス対策はいかに? 企業における“心の病・・うつ病”を知る。」=津久井 要(横浜労災病院 心療内科 医学博士)
ピアーズ@関西「渡航前の海外生活相談会&帰国教育相談会」--- 7月12日(月)、於:大阪市生涯学習センター(大阪駅前第二ビル)
※ インターネットだけでは伝わらない 現地の様子、帰国後に持つ違和感や英語保持についてのヒントなど、茶話会形式で 気軽に相談することができます。
安全サポート「海外赴任者講習」--- 7月16日(金)、於:日比谷クリニック(東京都千代田区)。第1部「海外赴任者を取り巻く危機」「赴任後の安全対策と緊急時の初動対応」、第2部「医療における海外赴任前の準備と滞在中のリスクを考える」。
第5回 せせらぎ文庫フェスタ--- 7月17日(土)〜19日(月)、於:軽井沢千ヶ滝 西区公民館(長野県軽井沢町)。「各国のお話の語りと読み聞かせ」= 金成 正子 (ねりまおはなしの会) ほか。
※ せせらぎ文庫には、お祖父さん・お祖母さんから子供たちまで楽しめるように、大人向きの専門書、漫画類から子供向けの絵本まで良書が揃えられています。
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◆『月刊・海外子女教育』7月号の特集「国立大学附属の学校」は 面白いです。 学習塾と共存するしかなくなっている現実と、私立学校との競争に晒される辛さとを行間から読み取れる方は、玄人ですね。 LCA国際小学校の山口先生の「学習塾に通わない学校づくり」が、一層引き立つわけです。

◆せせらぎ文庫の小林悠紀子さんには「カナカナ文庫」(東京都豊島区)もご支援いただいていますが、こちらの文庫は最近、開店休業の状態が続いています。 公立小学校でも土曜日に授業や行事を行う学校が増えてきたこと、幼時から学習塾に通うことが常態化していること、共働きの親にとって土曜日は超多忙、といった背景もあるようです。

◆ジャカルタ日本人学校の国際交流ディレクターをされていた原 康雄さん夫妻が殺害されて1ヶ月近く経ち、ようやく詳報が届き始めています。 国際派のベテランなればこその"危険"を感じざるを得ません。 ご冥福をお祈りするとともに、その犠牲を無駄にしないようにしたいものです。
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