最近観た映画の話し  (2005年)
 このコーナーは、私が観た映画やビデオ(これは特に面白いと思ったものだけ)の紹介をする所です。面白かった物もあれば、お薦めでない物もありますから、私の映画日記とでもいうべき、コーナーになると思います。
 最近はまた映画館へ足を運ぶ回数が減ってきたので少し残念な気もしていますが、せっかく会費まで払って会員になっている映画館もありますから、元は取り戻すつもりではいます(笑)
 映画の採点は10点(☆)〜100点(★★★★★)の☆(10点)★(20点)マークで表しています。
 又、映画のオフシャルサイトにリンクを貼ってありますが、いつ無くなるか判りませんので、ご了承下さい。

予告)観ようと思っている映画?
オペラ座の怪人」や「レイ」それに「ローレライ」「コーラス」「ブリジットジョーンズの日記」なんかが、映画館の予告で気になっています。
 
2005/01/23
久しぶりに映画館で映画を観た。一日に3本観るというのは、暇人としかいえないが、今までの欲求不満が解消された感じもする。今日は何だか充実していたなぁ(笑)

★★★「カンフーハッスル」映画館
「ありえねー」といううたい文句で宣伝していて、公開からもう既に3週間以上経過している(笑)きっと色んな所で、批評があがっているだろうが、私はこういう映画が好きだ(笑)主人公が始めて登場するシーンは大ヒットした前作のパロディから始まっているし、カンフー映画(クンフーというのが正しいか)の基本に忠実で、チャウ・シン・チュウが大好きだというブルース・リーどころか、昔々のカンフー映画のスター達が豪華出演の作品でもある。どうも続編を作成するという話も聞こえてくるが、あれだけ強くなってしまった主人公は何と戦うのだろうか? まさかドラゴンボールでもないだろうが、宇宙平和の為に闘うという仕掛けではないと思いたいが、彼の作品のことだから判らない。「少林サッカー」でブレークする前の彼の作品は余り好きではないが、「少林サッカー」を観て面白いと思った人なら受けるだろう。

★★★「ネバーランド」映画館
去年はピーターパン生誕100年という事で作成された映画でもある(勿論去年の作品)原題は、ネバーランドではなく、「Finding Neverland」であり、ピーターパンが生まれる秘話というよりは、自分自身のネバーランドを探そうよという映画だ。アカデミー賞候補だという話もあったが、これは候補にはならないだろう。映画としての出来は良い。だが感動物というには少し泣けるシーンが少ない。ピーターパンで演じられる、ティンカーベルが死んでしまい、生き返るのに客席に拍手を求めるというシーンから、ネバーランドが出てくるシーン(これは観て貰いたいし、説明に時間がかかるが)は感動的だが、それくらいである。ピーターパンが大好きな(とはいえいつまでも子供でいたいと思っているわけではないが)人は、こういう映画も良いかも知れない。そういえば「フック」というピーターパンが大人になって結婚し、自分がピーターパンだった事を忘れてしまっているという映画があったが、あのフック船長をやったダスティン・ホフマンも出演しているということだけは書いておこう。優しい気持ちになれる映画ではある。

★★★☆「パッチギ」映画館
この映画はフォーク全盛の頃に青春時代を謳歌した人には堪らないと思う。フォークルの作品がメインで映画に流れているのだ。私は泣いてしまったし、「あの素晴らしい愛をもういちど」などは一緒に歌ってしまった(笑)。井筒監督の最高傑作だとある映画評論家が言ったらしいが、映画での主人公の年齢は当時の私より4つ程学年が上の高校生だ。青春映画としては今の若者にどれだけ訴えかけられるかわからないが、青春グラフィティとしては素敵な映画だった。始めの頃の登場人物達の演技の下手さが少し気にはなったが、中盤からは彼らもストーリーに溶け込んでいた。今日観た映画の中では最高である。