第51回1000字感想

 今回は感想が随分遅くなってしまいました。それに今回は感想が少なそうでもあります。まぁいつものように気楽に読んで下さい。一人の読者が勝手に感じた事を書いているだけです。ひょっとしたら作品とは全然関係ないこともあるかも知れませんが、他意はありません。

Entry.01『チャイルドフッヅ エンド』べんぞうさん
若い頃は哲学的な事を考えたりしていたのに、そういえば最近は全然そんな事を考えないなぁと思うと、少し寂しい気もするが、結婚すると人生感が変るのは事実だが、そこに子供が生まれるともっと人生観が変るのは本当だ。そうやってどんどん大きくなっていく人間だけれども、そういう直球を投げられてしまうと、それに対しての感想は書き難い。話しとしては子供の頃に人間ってなんだろうという疑問があって、それを20年以上も経過した自分が昔を思い出しているシーンなのだけれども、それが一体何を表現したいのかが解り難いからだ。今日は良い天気ですねぇと言われたら。そうですねぇ。とか、イヤ今日は雨が降るそうですよ。なんて事しか言えないのと同じです。

Entry.02『セカイのオワリ』陽さん
人間界の上に神がいたとしても、その上にもその上位の存在があるのかも知れないという話しはありますが(笑)この話しは人間界が終りになって、その人間界に住んでいた人間としての意識からの発想。絶対のルールを創るのが人?かどうかは解らないけれども、なんだかそれだけのような気がして少し残念でした。

Entry.03『美恵子』中川きよみさん
親友というよりは、ベストフレンドという言い方のほうが似合っている感じがする関係が、主人公の少し打算的な心情も伺えるが、逆に少しほっとする感じの話しになっていて、面白い。ただ、小猿のようなという表現なのだが、確かに生まれたばかりの猿の赤ちゃんは可愛いと思えるが、一般的にいって小猿というとキャッキャと五月蝿い感じを受けてしまうので、その点はマイナスの要因になってしまう。主人公がそういう少し疎ましいとさえ思っている存在という関係なのではないのだろうから、もう少し可愛い例えでも良いのではないだろうか?

Entry.04『チョイス』卯月羊さん
今の生活が本当に良いのだろうかという疑問は誰にでも、どんな時にでもあるだろう。主人公は擬人化した猫なのかも知れないし、「あなた」として登場する猫もひょっとしたら人間の女性かも知れないが、まぁここは人間と理解した方が判り易い。今の幸せを噛み締めるという表現を、こういった手法で描くのが目新しいとは言えないし、子供を持つ母親としての自覚があるとは思えない自分だけの表現(子供の事が書かれていない)から受ける印象は、この作者はまだ子供を持つような年齢じゃないんだろうなぁという事だ。それはもちろん悪い事じゃないし、逆にその分若さが感じられて好感が持てた。(私より年上だったりして…)

Entry.05『侍』池田 哲さん
面白いです。時代劇に名を借りた立派な風刺劇。しかし敵討ちというのは免許制だし、武士でなければ出来ない事でもある。敵討ちに失敗すれば、お家お取り潰しは必定であるから、悪党の娘達なんていう設定には本来無理があるのだ。まぁそういった細かい事は置いておくとして、ラストの女の子の一発のケリが良いオチになっていて、恐い世の中だねぇ。と感じいってしまった。

Entry.06『夏の終わり』第1素描室さん
ラスト近くまで、主人公はセミなのかと思ってしまった。主人公が無理をして散歩に出たという事は、余命いくばくもないのかも知れないが、そういう解釈よりは、何かをしたいがどうしたらいいのか判らないでいる自分を励まそうとしているのだと思いたい。「消えないまだら」が何を意味するか判らないのだが、何だか重要な気がする。夏の過ちの結果なんて解釈もあるのかも知れないが、もっと暗い感じがしてしまう。自分が何をすべきなのかを夏の間中にはっきりさせようとしていたのに、それが出来ないでいる今なのに、それでも夏は終わってしまったという残念な心情が、切迫感があった。

Entry.07『センチメンタル』浅田壱奈さん
香奈という主人公が秋の訪れとともに、自分の過去を振り返えり、判れた恋人なんかを思い出しながら、それでも生きていくんだよ。っていう感じは判るんですが…。ウーン。こういう作品が続くと辛い。何が辛いのかといえば、私は小説を読みたいのです。私が定義する小説とは何かといえば、それは起承転結の一部でもあるものなのです。こういうエッセイのような季節の移ろいを自分の心に反映して書かれた文章というのは、何だか好きになれません。申し訳ありません。

Entry.08『僕たちのサンバ』夢追い人さん
設定も面白いし展開も面白いのだが、何故だか笑えない。年のせいだろうかとも思ったのだが、きっと文章に問題があるのだろう。と作者の所為にしてしまう(笑)多分、文章の乗りの問題なのだろうが、例えば「撓っている」なんて字は調べないと読めない(自爆)のも要因のひとつかも知れない。それから鼻毛ちゃんという呼び方とその表現方法なのだが、その鼻毛ちゃんさえドバっと沢山出ているのか、それとも一本だけなのかも判らない。多分一本なのだろうが、結局その鼻毛のしっかりとした性格が理解出来ないままに、話しが進んでいってしまうからだろう。とはいえ、鼻毛の性格付けっていうのも凄いけれども…。

Entry.09『キボコ幻想』ヒヨリさん
動物園って、彼って一体何? とラストのオチに戸惑ってしまった。カレに対する想いが恋だったりしたら、それはスキャンダルだけれども、恋に恋する乙女心なのでしょう。オチの必要性は最近あまり重視しなくなってしまったけれども、このオチは想像も付かないものでした。ところで彼ってカバなのかなぁ。

Entry.10『お気の召すまま』鈴矢大門さん
久しぶりに重いテーマだ。だけれどもそれが大き過ぎて1000字で書くには無謀とさえ言える作品になってしまっている。その所為なのだろうが面白さに欠けてしまう。まぁ面白くある必要はないのだけれども、さらっと流し過ぎるせいで、そうだよねぇ、もうレールの上なんだから…という、当たり前の感想しか出て来ない。始めの方の子供らしいひらがなだけにしてある文章も、工夫の跡は見うけられるが、幼稚園から一人の男の人と一緒にいるという事はないだろうというツッコミさえ出てしまう。せめて、始めは両親と一緒に乗っているとか、途中で男性が代わるとか、女性同士で乗合するとかの変化も考えられると想うのだが、そういう意味では物足りなかった。

Entry.11『哀れみて一つを深く眠らせ』土筆さん
前の作品が「お気に召すまま」のタイトルパクリならば、こちらはムーンライトセレナーデとは、映画好きの人は面白いだろう(笑)ラストで、「レースは思いがけない決着を見た」という部分からだが、読者はその前までの内容で、既にそれを事実になるであろうと予想しているのだから、その予想を正しいものだとしてそのまま書いてしまっては、面白さが半減してしまうのではないだろうか? やはり勝った馬でも馬肉市場に出されてしまうのだろうかなどという展開も気にはなるが、何だか中途半端な感じがしてしまった。ただセレナーデという名前を持つ馬が、他の馬達の「月明かりの夜曲」というよりは、「月光の愛の歌」とも言えるローレライのごとき歌に聞きほれた結果だというネーミングは面白いと思った。

Entry.12『手の石が作動し全てを吹き飛ぶ。』アナトー・シキソさん
ずーっと続き物だけど、一体どうなっていくのか興味深々である。ストーリー展開の所為なのだろうが、途中に入る回想シーンが効果的でもあり、面白い。ただやっぱり私は1000字としての完結した話しが読みたい。

Entry.13『ゼッタイ評価』ごんぱちさん
絶対というよりは、舌耐評価。前回に引き続きでは無いけれども、情け無い教師の話しだ。誉めようと思えばどんな事でも誉められるし、欠点を探そうと思ったら、どんな人にだって欠点はあるから、なんでもOKである。しかし最近この作者のキレが無くなったような気がしてしまうのは、私だけだろうか? ノルマとして投稿しなくても、たまにはお休みしてもでも、もう少し上質な作品が読みたい。それを読ませる力は持っているのだから…。

Entry.14『DRIVE』るるるぶ☆どっぐちゃんさん
今回は前回よりは判りやすい感じがする(笑)とはいえ、心情というか内面を表現をしている雰囲気小説とでもいうべき話しだと思えるので、これは読者が楽しめれば良いという小説なのだろう。で私としては、やっぱり判りやすい方が好きなので、その点はマイナスになってしまう。しかし読者に媚びる必要はないし、私個人の感想だから、そんなものは笑っていれば良いのだ。ラストでDRIVEからDIVEへと変化する洒落は面白かった。

Entry.15『イナゴ捕り』日向さちさん
タイマンの「蜂」に引き続いて「イナゴ」しかもその作風は全然変っていない。というかそのままである。蜂の時にも感じた事なのだが、過去の事を思い出して書いているという感じはするのだが、やはり過去の事というイメージが強いせいなのかも知れないが、現実的でないというか、映像が鮮明に伝わって来ない。自分の文章は勿論棚上げ状態だが、他に言い様がないのだから仕方がない。具体的にどうという指摘が出来ないのだが、文章を読んでいて、イナゴを捕ることの描写とその時の気持ちとがしっくり噛み合っていないように感じてしまうからだと思うのだが、その辺りの事は私も自分の作品に活かせていないから、これから勉強していかなければならない事だし、何とも致し方ない。

Entry.16『肉人形の自動演奏(ホムンクルスのオルゴヲル)』橘内 潤さん
「お父さまは、悪くない」とラストで聞こえる人形の声が不気味だ。フランケンシュタインのクリーチャー(怪物とは言いたくない)の如き人形ではあるし、博士がこの後死体を使って、又は死体を作って、人形造りをしていくという展開が見えてくるが、ラストの人形の言葉がそれを止めようとしているようにも聞こえてくるのは、私だけだろうか?

Entry.17『嵐が森V』棗樹さん
ドームから出て地上の生活になった主人公がラストで見たものは、地上に残っていた植物の姿だったのか、それとも何年かが過ぎた、未来の情景だったのだろうか? しかしこれで完結した、のか? 何だか物足りない気がしてしまった。なんだか壮大過ぎて、全体像が見えて来ない。やっぱりこの作品は全部纏めて構成しなおして、6000字位にして欲しい。と手前勝手な事を言ってしまおう。



セクハラ企画参加作品

タイトルさえ「セクハラ」ならどんな作品でも良いという企画に載って下さった(とはいえ私が言いだしっぺではありません)皆さんの作品です。とはいえ、「セクハラ」というタイトルでない作品もありますが(笑)そんな事は構わない。ようは参加して下さったかどうかという事です。しかしタイトルがタイトルなだけに、今回の感想は難しい。ひょっとしたら実体験に基づいているという状況だって有り得るのだから…。しかし全体的にセクハラ容認の主旨の作品が無かった事が救いだろう。という事は今回参加されてくださった方々は、マトモな神経の持ち主ばかりだという事でもあるし、少しは安心して気楽に読んでもいいのではないかと、思いっきりエッチにしてしまった自作を省みて言い訳をしてしまおう。


Entry.18『セクハラ』佐藤yuupopicさん
セクハラというには少し大人しいかなとも思う展開だが、そこはそれ女性の書く話だからと、納得。なんていうのはそれこそセクハラなのかと思い煩い、自嘲。なんていうふうな、この作者の書き方が私は妙に気にいっている。ひょっとしたらこれは恋なのかしら、なんていう話は会った時にでも…(これってセクハラ?)。で作品の方なのですが、セクハラという言葉にストレートに、でも柔らかくというか軽くいなされてしまった感じがした。セクハラはした事もされた事も無い(自分では多分無いと思っている)が、これは自分だけでは判らないものでもあるし、同じ行為をしても人によっては受け取られ方が違うから、微妙な問題でもある。ストーリーとしては、社内でのちょっとした会話と主人公の考えだけだから、取り立てて面白い話(展開)というわけではないが、主人公の照れくさい感じの心の動きは面白い。ただ少し主人公の考えが、一般的過ぎるという感じを受けてしまうのが、作り物という点だけを見るとマイナスかなぁと思った。けれども一般的過ぎると感じるという事は、私も知らず知らずのうちに、セクハラをしているのかも知れない。

Entry.19『セクハラ』立花聡さん
老人の親愛の情を表わす行動が、お尻を触るという事だというストーリーが妙にジンと来る。このおじいちゃんはこういう人なんだという意識さえ持っていれば、それはいやがらせじゃなくて、ただの挨拶なんだという手前勝手な理由をつけて、その位良いじゃないか。なんていう思いを持ってしまう男としては、こういう話は好きだ。もちろんこういう話だって、女性から見れば「セクハラ」よといきり立つ人だっているのだろうが、そこはやっぱり日本人特有の曖昧さで、豪快に笑って済ましたい。

Entry.20『セクハラ』檸檬さん
これも男性の悲劇だ。やっぱりセクハラっていうのは、男性が悲しい運命になるストーリーが書きやすいのだろうか?(といっている私の作品もそうなのだが…)誤解という言い訳は通用しない立場に立たされてしまう主人公だが、これは主人公が悪い。反論のしようもない。迂闊としかいいようがない。世間なんてこんなもんです。しかし主人公が見る幻想のなんと男に都合の良い事だろう。仕事もしないで、こんな事を考えていちゃあ、こういう結末は自業自得である。しかしこういう主人公には可哀想だという思いが出て来ないから不思議だ。

Entry.21『セクハラ(その代償)』満峰貴久さん
まぁ、こういう人を雇っている事自体に問題があるわけだから、そういう会社は潰れて当然でしょう。しかしセクハラというタイトルからのストーリー展開がこういう結末になるのには驚いた。ラストの「えへ」という軽薄そうな新営業部長のセリフが効いている。

Entry.22『彼@岸@花』さとう啓介さん
タイトルの彼岸花の間の@マークは、ひょっとしたら女性を表わしているのだろうか?なんて考えてしまった私はきっとエッチなのだろう(笑)で、話は笑いでは無くて、やっぱり男の悲哀である。普段の態度を見て決定するのではなくて、言うならば噂でもって、判断してしまった新しい上司の態度にも、従わなければならないという悲しいサラリーマンの性が涙を誘う。彼岸花の花ことばは調べてしまいました。しかし、こう男ばかり酷い目にあってくると、段々感想を書くのがイヤになってきてしまう。

Entry.23『セクハラ』自作
このオチの為に、彼女という言葉を使わなかったばかりか、伏線の張りすぎで、如月琴音なんていう名前を作ってしまった。如月はキューティーハニーの苗字(ハートの付いたチョーカーをしていて、チョーカーで喉仏が隠せる)だし、琴音は「こと・おと」で、おとこのアナグラムにもなっている。だから、オチが判った人もいたでしょうが、エッチな気分を味わえればそれで良いんです(笑)私は楽しく書けましたからね。

Entry.24『何もわかってない』もふのすけさん
笑った。面白い。しかも風刺も効いている。主人公と不二子さんの会話も楽しいし、不二子さんの言葉に従う主人公の気の弱さも楽しい。多分女性だって面白いと思うのだが…、まぁこの際、他の人の事は気にすまい。しかし健康的だというのがセクハラなのだろうか? やっぱり私はどこかでセクハラをしているのかも知れないと思うと、何だか恐くなってきている私は、少し精神的におかしいかも知れない。

Entry.25『セクハラ』ながしろばんりさん
「性的いやがらせ」という言葉を逆手に取った作品。やっぱりこういうのも出てきて欲しかった(笑)急に男になったり女になったりするのだろうか? 私の経験からいうと思春期の頃には、一度女になってみたいという妄想のようなものがあった。だから男が女になる話なんかを読むと、わくわくドキドキと心が弾んだものだ。筒井康隆とか、眉村卓なんかのジュブナイル(古過ぎる作家だが…)にもそういうSF小説なんかがあって中学生の頃に読んだのだが(懐かしい)ひょっとしたらそれでSFが好きになったのかも知れない(笑)しかし大人になって、性別が変るという話は思わずニタリとしてしまうような話が多いし、最近では目にしないから、流行からは外れているのだろう。だが、そこをあえてさらっと書いている作者の心意気が嬉しい。

Entry.26『セクハラ』越冬こあらさん
あぁ。こういう風にはなりたくないなぁという思いがしてしまいます。今回のこあらさんは正統派で書かれていて、捻りは見えないけれども、それだから余計に重みがあります。しかしこういうのを読んでしまうと、私をセクハラで訴えないで〜、と叫んでしまいそうです。

Entry.27『セクハラ』ニョロ鰻田さん
凄い話だ。しかしこんな会社はあるだろうか? 絶対にないとは言えない。もしあるとしたら、お局さんともいえる女性社員のいない殆ど男だけの会社であろうし、一番上の上司が凄い好きもので、部下達はカレの機嫌取りばかりという、なんとも情け無い野郎どもの集まりであろう。私がここの社員ならば、こういう会社はすぐに辞めたくなってしまうだろう。今の若い男性がこんなバカな事をするか否かは判定に苦しむが、話としては面白いだろうなぁとは思う。しかしやっぱり私には、これは流石にやり過ぎのように感じてしまった。

Entry.28『セクハラ』詠理さん
タイトルと話の関係が理解出来なかった(汗)それとラスト近くの渦。渦ってどういう事なんだろうか? 蛆の間違いでもなさそうだし…。これがセクハラと何か関係があるのかも知れない。と、判らない場合は無視してしまう(笑)学校には内緒で飼っていた猫が死んでしまって、猫の餌にはウジが湧いていて先生には叱られるが、三人には悲しい話だったなぁと…、そういう話のようなのだが、私には設定が今風なのだろうかと疑問に思ってしまった。ラストで焚き火をするのだから、ライターとかマッチを普段持っている程の年齢であるのに、学校に餌箱まで用意して猫を飼っておいて、猫の餌箱を掃除するという意識さえ持てないという自覚のない年齢というのは、どの位なのだろうかという事だ。それとも今時の中学生や高校生は、こういうもんなんだろうか? それを考えると何だか悲しいなぁと思ってしまう。

Entry.29『セクハラ』伊勢 湊さん
本当に良い話にしてしまった(笑)しかもセクハラという言葉はその言葉だけを利用しているから、重い雰囲気も無く、さらっとしているから子供でも読める(私のは18禁だぁ)でもその毒がない分、これだけの参加作品の「セクハラ企画」から少し浮いた感じがしてしまった。でもこれがこの作者の良いところでもある。こんな企画でも作風が変らないというのは凄い。

Entry.30『セクハラ』カピバラさん
女性社員の悲しい性ともいうべき話。ジンときてしまう。やっぱり毎回得票するだけあって、作品としても面白い。悔しい思いをしながら自分は耐えているのに、その傷を態々ひらいて、こねくり回すような態度を取る人というのは、セクハラという事でなくても有り得るし、もちろん会社という状況でなくてもあるから、よけいに読者の共感を得やすいと思う。そういう態度を取る人に逆ギレをしたりする場合もあるが、そうすると、結果的に自分の評価を下げるという事にも繋がるという悪循環でもあり、そうなると本当の自分を見てもらえないんだという悲しさも漂ってきて、辛いよなぁ(タメ息)