主要投資テーマについての解説(2023/9/1)


投資活動、経済活動は2011年11月頃から今日までお休みしています。
一定条件が達成されれば活動を再開する事を考えていましたが、
国際情勢が大きく変動しているので、主要投資テーマの項目を記入し直し、
(一旦記入を直すと何をしていたか分らなくなる問題がありました。)
あの時の主要投資テーマは何だったのか解説してみる事にしました。

項目別に解説します。

その1 中国の農民

色々と思っていた事と現実の経済発展が違ったので問題点があると思ってるのですが、
現在中国の不動産価格が大きく変動している状況なので、コメント出来ません。
後日、記入したいと思ってます。

その2 日本の外需(現地生産)

あまり上手くいってません。この投資テーマを設定してみたのは、2000年頃の
インターネット文化の世界的発達が理由です。国際の主要言語が英語であるため
アメリカ、イギリス文化が2010年迄の10年間大きく先行して拡がりました。
それに即して、2010年以降は日本文化が遅れてある程度は拡がると見込んでいたのですが、
あまりそうはなりませんでした。理由の一つは、スマートフォンなどの携帯電話が
発達した為で、各人の行動がバラバラになり、国際的な協調性がインターネットで
取れなくなったためと考えてます。もう一つの理由は、日本経済がアベノミクスの方針で
国内の投資が主流となり、海外の現地需要を取りに行くきっかけが失われた事では
ないでしょうか。結局拡がったのは、ラーメン店や回転すしチェーン店ぐらいという有様で、
残念だったとしか言えません。アニメや漫画は拡がりを見せましたが、内容の中身は
日本の文化の需要を表現していたかというとそうではなかったと思うのですが…。
温泉文化や江戸時代から続く木造の家屋などの拡がりはありませんでした。

その3 農産品生産者・農産品交易者

2000年頃の農産物価格の国際的な低迷が、この投資テーマの主な理由でした。
世界各地の農家は借金を抱えていて、いずれ価格に反動が起ると思ってました。
しかし、肥料の使用拡大などの理由により、石油や金に比べると農産物価格の
上昇はそれ程起らなかったと思う。大規模な機械化生産農業は拡がったけど、
それよりもより生態的な農業、自然環境を大切にした農業が行われれば良いなと
思っていました。私が投資した超大現代農業は生態的な農業を目指した企業
でしたが、投資に結果は出ていません。農産品生産者の立場は苦しく、消費者の
スーパーなどの有利な状況が続いています。最近になって紛争で農産物価格が
上昇した事は嬉しい事ではありません。最近議論される環境問題を考えてみても
いずれ農業は難しい問題に直面すると思ってます。アメリカやオーストラリアなどの
大規模農業が行われる特殊地域を除いて考えれば、肥料、機械の使用拡大を抑え、
野生動物の生態圏を持続させ、人口の増加を抑制する方法は誰かが考える必要が
ある事柄のはずです。

その4 内陸路

地味ながらこれが上手くいっている投資テーマなのかもしれません。
2000年頃は各地の内陸部は経済的に見て貧しい地域でしたが、相当の
是正が行われました。国際的に見ると中国の内陸地、北米大陸の内陸地などは
大きく変化がありました。中国では過剰投資すら起ってします。しかし、
その反面、経済格差の是正により危険なゲリラ活動が起る余地などは
減っています。このアドバンテージを生かせれば、地球規模の環境問題を
解決できるのではないかと私は思ってます。これはおそらく各国政府の
働いた結果によるものです。しかし、国内的に見ると各国とも成功して
ない部分があると私は感じてます。沿岸部の有力なチェーン店が内陸部でも
同じ活動をコピー的に展開していたら、その内陸地域の特性は減って
しまいます。これは道路産業の輸送網が引き起こしている問題なので、
地域の特性を伸ばしていきたい場合は、何らかの解決方法が求められます。


それで自分が今後どうするか…。
為替で円安が起っている事などを考えれば、国際活動を縮小し、国内回帰を
目指していくのが日本人にとって自然な事だと思ってます。暫くは2011年11月の
状況のままお休みします。現状では中国株新規投資などは無理でしょう。


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