豊島の音楽成人式 新成人は2,391人
豊島区主催の成人の日の集いが12日、池袋西口の東京芸術劇場で開催された。今年の新成人は、昭和63年4月2から平成元年4月1日生まれの、男性1,222人(内外国人182人)、女性1,169人(同192人)だった。この日の参加者は男性545人、女性492人。
区では平成2年に完成した東京芸術劇場のオープンを機に、翌年から同劇場大ホールで、オーケストラなどの演奏を鑑賞してもらう“音楽成人式”を毎年開催している。
式典は、豊島区管弦楽団(指揮・川本統脩氏)の演奏によるニュンベルグのマイスタージンガー(リヒャルト・ワーグナー作曲)でスタート。
続いて区立南池袋小学校の児童たちが壇上に登り、「お兄さん、お姉さん成人式おめでとうございます」と挨拶し、区民の歌「としま未来へ」を合唱してお祝い。透き通るような子どもたちの歌声は会場いっぱいに響き渡り、感動的だった。
誓いの言葉では、新成人を代表して鈴木唯さんが「親孝行をしながら、悔いのない人生を歩んでいきたいと思います」と、また林口隼也さんが「失敗してもあきらめないで挑戦し続けます」と力強く抱負と決意を語った。
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