巣鴨 松平健が「許さん」 振込め詐欺撃退キャンペーン
定額給付金の給付手続きが進む中、多くの人に振り込め詐欺などの不審電話への注意を喚起することを目的に、6月11日、巣鴨で「振り込め詐欺撃退キャンペーン」が開催された。
振込め詐欺撃退のため、巣鴨に現れたのは俳優・歌手の松平健。警察騎馬隊の先頭に立ち、巣鴨を訪れていたおじいちゃん・おばあちゃんに「振り込め詐欺 許さん!」と呼びかけた。
昼過ぎの、来街者で賑わう巣鴨地蔵通り商店街に、「振込め詐欺撃退キャンペーン」の横断幕を掲げ、警察の正装をまとった松平健さんが現れた。パレード終着地の高岩寺では、警視庁騎馬隊の白馬にまたがった松平さんが、「振込め詐欺 許さん!」と、力強く叫んだ。
来賓として参加した高野之夫豊島区長は、「防犯モデル地域の巣鴨では、様々な治安対策を行なってきている。現在、豊島区でも、定額給付金の給付が始まっている。定額給付金詐欺が起こらないよう十分に注意して事務を行なっている。今後も、みなさんと一緒になって、治安回復に努めていきたい」と話した。
松平健さんは、「巣鴨という防犯モデル地区がある豊島区。巣鴨の取り組みがもっと全国に広がっていってほしい。電話でだまされないように、家族の間で合言葉を作っておくことが、振込め詐欺防止に大切だ」と語った。
今年に入ってからの豊島区内の振り込め詐欺発生件数(5月末現在)は6件、約1,400万円の被害(昨年度比較△64件)。また、都内の発生件数は、471件。なお、隣接区内(新宿・文京・北・板橋・練馬)では、豊島区の発生件数が一番少ない。
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