2010年1月

第2838号 2010年1月1日号


豊島区は文化芸術創造都市
 池袋で受賞記念コンサート


豊島区文化功労表彰式と平成20年度文化庁長官表彰受賞記念「いっぽ・イッポ・み・ら・い・へ フェスティバル・コンサート」が12月12日、池袋西口の東京芸術劇場で開催された。

 豊島区は昨年1月、長年にわたって、地域住民をはじめ、商店街、企業、大学、NPOなどと一体となり、行ってきた文化を基軸としたまちづくりが評価されて都内自治体で、はじめて、「文化芸術創造都市」として文化庁長官表彰を受賞、この栄誉を記念し、多くの区民とともに祝賀すると同時に、今後の「文化と品格を誇れる価値あるまち」実現へ向けたステップとするため、今回のコンサート開催となった。

 コンサート開演に先立ち、文化・芸術活動を通じて区の振興発展及び区民福祉向上に貢献し、功績が著しい27団体に対し、豊島区文化功労表彰式が行われた。

 豊島区文化功労表彰は、午前10時30分から、東京芸術劇場中会議室で開催された。高野之夫豊島区長は、式辞の中で「本日の受賞者の皆様の活動は、誇るべき地域の宝で、豊島区の活力の源である。価値あるまち、愛すべき郷土を次世代へ引き継ぐため、変わらぬ力添えをお願いする。」と述べた。表彰受賞団体を代表して、挨拶に立った「アトリエ村資料室の会」の本田晴彦氏は、「アトリエ村と呼ばれた場所は、わずか15年ほどで、あれだけの文化を築いた。この地には、それだけの文化のパワーがみなぎっているのだと感じる。」と語った。

 会場を大ホールに移し、午後1時30分、この日のために作曲された「としま未来祝典ファンファーレ 豊かなる島からの讃歌」で幕を開けた「いっぽ・イッポ・み・ら・い・へフェスティバルコンサート」。「豊島区民合唱団」や区内在住の小学生による「ジュニアアーツアカデミー」をはじめ、藤原歌劇団合唱部、君津市合唱団など総勢200名を超える大合唱で「としま未来へ」「サライ」などが披露された。区民らの手によるあたたかい演奏会に、狂言師野村万蔵さん、スペシャルゲストとして歌手谷村新司さんも駆けつけ、ステージに花を添えていた。


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