景気回復に力を結集 東商、産業協会合同新年会
豊島区を代表する総合経済団体である東京商工会議所豊島支部(渡辺輝会長)と豊島産業協会(藤井寿会長)の合同新年賀詞交歓会が1月13日夜、池袋西口のホテルメトロポリタンで約220人が参加して開催された。主催者として渡辺会長、藤井会長、東京会議所の池田守男副会頭、来賓として高野之夫区長、本橋弘隆議長、足立勲区商連会長らが挨拶、中村丈一町会連合会長が乾杯、中締めが佐々木啓之支部副会長。司会は鈴木正美支部副会長。江端貴子衆議、小池百合子衆議、小林興起衆議、秋元司参議のほか都議、区議、官公庁、各種団体から来賓多数。
渡辺会長は「我われとしては一日も早い景気回復を望み、そのための努力をしているところです。一昨年は副都心線が開通。開通前は池袋が取り残されるのではないかと不安もあり、我われもそれなりの努力をしました。おかげでかえって人出が増えたところもあるぐらいで、地下のエチカ、地上のエソラの誕生、区商連の商業イベントと合わせて池袋の魅力がアップし好結果となりました。いまでは新宿、渋谷と都市間競争するだけでなく力を合わせてやっていこうという機運も生まれてきています。また高野区長から発表されたグランドビジョンには新庁舎建設、現庁舎跡地開発、池袋東西デッキ、LRТなどいろいろなテーマがありますが、我われはそれらに沿って力を合わせていかなければと思っております。どれもすぐに進捗するものではありませんが、出来ないものだと手をこまねいていては実現しません。我われが大きな志を持ってビジョン達成のために行動しなければいけません。行政、各種団体、区民の皆さんが力を合わせて明るい豊島区の未来づくりを推進してゆきましょう。我われ東商も地域のために今後ともがんばってゆきますのでよろしくお願いします」と、また藤井会長は「としまものづくりメッセは主催は豊島区ですが当協会が最も力を入れている事業のひとつ、今年は出店者も多く準備で嬉しい悲鳴ですが、皆様のご協力に感謝申し上げますとともに、多くの皆さまの御来場をお願い申し上げます」とあいさつ。
席上、60年、50年、40年、30年の永年会員表彰が行われ、代表して東京豊島青果(60年)、尚山堂(50年)、京北自動車交通(40年)、浦野工業(30年)が表彰状を受けた。
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