ストップ・ザ「犯罪」 豊島まちづくり大会
池袋駅周辺が防犯モデル地区に指定され、安心で安全なまちを目指す豊島区で、犯罪の発生しにくい環境づくりを目指し、ストップ・ザ「犯罪」豊島まちづくり大会が1月24日、東池袋の帝京平成大学冲永記念ホールで行われた。主催は池袋・巣鴨・目白警察署、豊島区、東京都。
当日は、区内の防犯協会、少年野球チームや、区内警察署少年柔剣道、交通少年団の子どもたち、町会の代表者など約千人が参加した。
式典では早戸池袋警察署長が「地域のさまざまな活動や安全・安心の実現に向けた取り組みの中で、知らず知らずのうちに地域力をつけていくような持続可能な取り組みをしていきましょう。地域の絆や結束力、自分たちの街は自分たちで守るという意識を強く持ち、ご近所の挨拶、声かけという身近で出来るもっとも大切なことからはじめていきましょう」とあいさつ。
また高野之夫区長は「犯罪は7年連続で減少しているが、治安対策は、6年続けて都民要望の第一位となり体感治安の改善は課題である。豊島区においても安全安心なまちづくりを強力に進める新しい取り組みとして、世界保健機関(WHO)が定めるセーフコミュニティの認証に向けたチャレンジをしていきたい」と。最後に少年野球チームの西池袋中学2年の柳田侑佑君が声高らかに大会宣言した。
イベントでは、地域住民によるパトロールや清掃活動、日頃から挨拶を交わすことが犯罪防止に効果的と参加者に呼びかけた。
また、アトラクションでは、ルールやマナーに関する腹話術、挨拶に関するコントやクイズ、音楽劇「あいさつは魔法の力」など、子ども達にルールやマナーを守ることの大切さや挨拶を通じて、規範意識を高めみんなが安心して生活できる街にしようと呼びかけた。
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