ふくろう資料ドッサリ 故松浦拓大教授が寄贈
ふくろうグッズの収集家として著名な故松浦千誉氏(元拓殖大学教授)のふくろう関連資料が豊島区に寄贈され、7月1日に区長応接室で「ふくろう関連資料寄贈の覚書調印式」が行われた。
松浦氏は、生前「豊島みみずく資料館」にも何度か訪れ、その縁で今回の資料寄贈となった。
寄贈された資料は、故松浦氏が世界各地から収集したもの約6,000点。梟の剥製から絵画、焼き物等の置物、ブローチ、ネクタイ、タイル、コップ、お酒等幅広い分野に及んでいる。「松浦千誉コレクション」として豊島みみずく資料館等で保管、展示を行なう予定だ。現在豊島みみずく資料館(南池袋3-18-12 区立南池袋小学校内)で保管しているふくろう関連資料は、約4,500点。今回の寄贈により区の保管資料は倍増以上となった。
この日は、故松浦千誉氏の相続人である鈴木千壽氏、山岸千勢氏と豊島区長高野之夫が「ふくろう関連資料寄贈の覚書」に調印した。
鈴木氏、山岸氏は、「今回の寄贈は、自分の集めたものがみなさんの役に立てばといって亡くなった姉の意志です。姉のコレクションが日の目を見るので、遺族としては大変嬉しいことです。ハンドバッグや着物など女性ならではのコレクションも多いです。たくさんの人々に観ていただくことを、姉が一番喜ぶと思います」と話した。
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