豊島区でも民主・蓮舫圧勝
第22回参議院選挙、豊島区票
政権交代後初の本格的な国政選挙として注目された第22回参議院選挙は11日に投開票され、「民主・菅政権の信認を問う」と激しい選挙戦を展開したが、与党民主党は目標とした改選54議席にも遠く及ばず44議席と惨敗、参議院での過半数を獲得できず難しい国会運営を余儀なくされる事態になった。
豊島区の投票率は57．24％、有権者数21万6707人、投票者数12万4043人だった。
突然の消費税発言、普天間問題の不手際さらに党内のごたごたがもろに影響し不審をかった民主党。国民の不満をうまく吸収したみんなの党の躍進と、公明票に後押しされたと思われる自民党の一人区の圧勝劇。巷は敗因、勝因の分析より早くも秋の政局へと話が進んでいる。
東京都選挙区は5議席に24候補がしのぎを削ったが、民主・蓮舫氏が１７１万票余で圧勝、公明・竹谷とし子氏、自民・中川雅治氏、民主・小川敏夫氏、つづいてみんなの党・松田公太氏が共産・小池晃氏を振り切って当選した。
豊島区を地元として全国比例に立候補した自民・秋元司氏は87,948票獲得したものの落選、また豊島区に事務所を設けた民主・円より子氏は57,009票で落選となった。比例区は政党の名で投票すると思い込んでいる人がかなり多いということが今回わかった。
東京選挙区の豊島区開票結果は次の通り。
獲得票数順。
カッコ内は、民＝民主、自＝自民、公＝公明党、み＝みんな、共＝共産、社民＝社会民主、た＝たちあがれ日本、国＝国民新党、創＝日本創新党、改＝新党改革、あ＝あきつ、ス＝スマイル、フ＝フリーウェイブクラブ、幸＝幸福実現、本＝新党本質、平＝平和党核兵器廃絶平和運動、世＝世界経済共同体党、無＝無所属。
(1) 蓮舫（民） 35,353
(2) 竹谷とし子（公） 14,897
(3) 松田公太（み） 13,599
(4) 中川まさはる（自） 12,435
(5) 小川敏夫（民） 12,232
(6) 小池あきら（共） 11,801
(7) 東海ゆき子（自） 7,555
(8) 山田宏（創） 2,975
(9) 小倉あさ子（た） 2,446
(10) 森原秀樹（社民） 1,940
(11) うみじこうたろう（改） 1,842
(12) 江木さおり（国） 1,297
(13) 石原結実（無） 968
(14) やない筆勝（幸） 253
(15) 田中博子（無） 218
(16) マタヨシ光雄（世） 130
(17) 沢田哲夫（無） 127
(18) マック赤坂（ス） 124
(19) 松本みのる（無） 111
(20) 小川昇志（無） 110
(21) 佐野秀光（質） 73
(22) さかあきとし（あ） 45、姫治けんじ（平） 45
(24) 和合秀典（フ） 38
全国比例代表の豊島区の開票結果は次の通り。
獲得票数順。カッコ内は主な内訳。
(1) 民主党36,421
（民主党29,019、有田芳生1,512、円より子809、谷亮子782、白しんくん525）
(2) 自由民主党26,064
（自由民主党17,774、あきもと司2,609、佐藤ゆかり829、片山さつき675、保坂さんぞう598、山谷えり子484、三原じゅん子474、堀内恒夫346）
(3) みんなの党18,960
（みんなの党17,480、江口克彦246、まやま勇一204、ふじやまゆきお166）
(4) 公明党12,973
（公明党11,449、長沢ひろあき296、よこやま信一267、わにぶち洋子231）
(5) 日本共産党10,439
（日本共産党9,461、田村智子562、市田忠義187）
(6) 社会民主党5,211
（社会民主党3,488、福島みずほ1,177、保坂のぶと459）
(7) たちあがれ日本3,240
（立ち上がれ日本2,321、中畑清321）
(8) 新党改革2,869
（新党改革2,562、あらい広幸115）
(9) 日本創新党1,920
（日本創新党1,417、中田宏467）
(10) 国民新党1,813
（国民新党1,234、長谷川けんせい211、敏いとう201）
(11) 女性党611
(12) 幸福実現党468
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