社明「区民のつどい」
「いのち」の作文を表彰・発表
犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の力－－。第60回社会を明るくする運動「区民のつどい」が7月17日午後1時30分から東池袋の豊島公会堂で開催され、大勢の育連、ＰＴＡ、保護司会関係者らが参加した。主催は社会を明るくする運動豊島区推進委員会（推進委員長＝高野区長、常任委員長＝仙浪博一保護司会会長）。
この日のメインは「いのち」をテーマとして区内の小中学生から集められた作文の優秀作品の表彰と発表、それに「幸せの黄色いハンカチ」や「おとこはつらいよ」シリーズの映画監督・山田洋次氏の講演。
高野区長、三田教育長、堀区議会議長、稲葉東京保護観察所次長らのあいさつのあと作文表彰。小学生594点、中学生338点、合計932点の応募作から小･中学生各5点ずつ表彰された。ひきつづき推進委員長賞の池袋第二小5年の村越萌々子さんと千登世橋中1年の伊藤天来さんの2人が作品を発表した。
休憩をはさんで山田監督の講演。仙浪常任委員長が聞き手となって話が進み、寅さんシリーズの撮影秘話、山田監督の映画にかける思いなどたっぷりと語られた。
作文コンテストの受賞者は次のとおり。題名、学校名、学年、氏名。
《小学生の部》
▽推進委員長賞＝尊い命、池袋第二小、5年、村越萌々子
▽常任委員長賞＝助け合い、池袋第二小、6年、高橋千穂
▽佳作＝思いやる心、池袋第二小、5年、河西美紅
▽同＝命をつなげる心、椎名町小、6年、三笠玲緒菜
▽同＝あいさつって大切なこと、駒込小、6年、塚本朱音
《中学生の部》
▽推進委員長賞＝生きてるってすごい事、千登世橋中、1年、伊藤天来
▽常任委員長賞＝小さな命を救うために、駒込中、2年、栁本つぼみ
▽佳作＝本当の幸せ、千登世橋中、1年、中野虹
▽同＝傷つけられる動物たち、千川中、3年、橋本あかり
▽同＝小さな活動から、千川中、3年、小池優衣
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