義援金、直接被災地へ 区3千6百万円、区商連も現金百万円
高野之夫豊島区長は5月11日、東日本大震災被災地のうち、相互交流都市宣言を行なっている宮城県および防災協定都市である岩手県一関市を訪問、これまで区民などから寄せられた義援金などを送った。
今回の訪問は、区長自らが、区内住民団体や商工団体の代表ならびに教育関係者らとともに、被災状況を視察し、現地では何が必要とされているかを確かめ、区を挙げての復興支援体制を整備しようというとともに、今後の区の防災対策への参考と資することも目的としている。
高野区長らは、宮城県庁および一関市役所を訪れ、それぞれ村井知事、勝部市長と面談し、区民らから託された義援金の目録を手渡した。また高野区長とともにとしま商人まつりなどで交流のある一関市を訪れた区商連の足立勲会長は豊島区とは別に区商連からの義援金として100万円を現金で勝部市長に手渡した。
3月14日以降、区が託された義援金は、4千6百万円あまり。今回の訪問では、このうち、3千5百万円を宮城県、百万円を一関市へ届けた。残りは、今後、その他の被災した防災協定都市や日本赤十字社への送金を予定している。
豊島区からの訪問者は高野区長、三田一則教育長、中村丈一町会連合会会長、田中幸一郎同副会長、鈴木正美東商豊島支部会長、足立勲商店街連合会会長、斉木勝好観光協会会長、鈴木孝雄法人会会長、柏木正博大正大学事務局長(一関市訪問は高野区長と足立商店街連合会会長)。
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