暴力団排除協議会発足
池袋2丁目の高層ビル建設
池袋2丁目で進められているルミナリータワー池袋(仮称)計画事業への暴力団等による被害を未然に防ぎ、事業への介入を阻止するため「JV豊島区池袋2丁目タワー計画暴力団排除協議会」の発足式が7月15日、警察や事業者、施工業者等約150人が参加して勤労福祉会館で行われた。会長は(株)長谷工コーポレーションの宮崎拓三氏。
警察、公益財団法人 暴力団追放運動推進都民センター等の関係機関が緊密に連携し、事業者及び施工業者等が一致団結して、必要な情報交換、相互協力等を行い、暴力団等からの不当要求や介入を断固阻止するとともに、暴力団等排除運動を積極的に推進し、暴力団等の関与しない健全で明るい社会づくりに寄与が目的。
宮崎会長、駒村雅仁池袋警察署長、舘美昭警視庁組織対策第3課長、梅田守男暴力団追放運動推進と民センター事務局長らが次つぎあいさつ、宮崎会長は「警視庁での暴力団等排除対策や、豊島区におけるセーフコミュニティを通じた暴力団排除運動など、社会における暴力団排除の気運はかつてない程の盛り上がりをみせています」「本協議会では、実効性を高めるために皆さんの協力をお願いしたい」と挨拶をした。式の締めくくりには、同協議会幹事の上垣秀人氏が「一致団結し、暴力団等からの不当要求にはためらわず、勇気を持って区や警察に通報する」と暴力団追放宣言を読み上げ、駒村池袋警察署長に手渡した。
日本有数の繁華街・池袋を有する豊島区においては、セーフコミュニティ認定取得に向けた「安全・安心なまちづくり」を目指し、地域住民と区・警察が協力し、環境浄化パトロールや組織犯罪根絶協議会の開催など暴力団対策を強化している。
ルミナリータワー池袋は地下1階・地上30階の共同住宅・店舗。工事完成は2013年3月22日となっている。
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