池袋消防署 繁華街一斉立入検査 安心安全な街づくり 29件違反指摘、5件是正命令
池袋消防署は7月12日、東京消防庁予防部査察課、東京消防庁第五消防方面本部及び同方面(文京区、豊島区、北区)内の消防職員、並びに豊島区建築指導課の協力を得て、豊島区西池袋三丁目、池袋一・二丁目地区の雑居ビル等における階段や廊下等の避難施設の維持管理状況を重点に池袋駅西口繁華街の一斉立入検査を実施した。
1班4名で編成された10個班により、火災が発生した際に避難の障害となる瓶・缶類のケースや什器等の物品のほか、ごみや古新聞紙等の可燃物が放置されていないかを厳しくチェックするとともに、ビルの関係者に対し、4月1日から火災予防条例の改正により施行された「違反対象物の公表制度」について署で作成したリーフレットを使用して説明を行った。
今回の立入検査では、100件のビルに対して立入検査を実施し、29件の違反を指摘、5件の是正命令を行うなど、即時改修指導を行った。
立ち会ったにビルの関係者からは「当ビルを訪れるお客様が安心して飲食できるよう、今後もよりいっそう火災予防に気をつけたい」との声。
池袋消防署では、今後も管内の建物に定期的に立入検査を実施して、安心・安全なまちづくりと人命安全の確保に努める、としている。
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