豊島区制施行80周年
記念式典に区民2千人
コンサートで心ひとつに
80年前の昭和7年、1932年の10月1日、豊島区は誕生した。豊島区制施行80周年記念事業のメインである記念式典とみんなの絆コンサートが10月1日午後2時から4時30分、池袋西口の東京芸術劇場のコンサートホールに約2000人の区民らが参加して盛大に開催され、高野区長は「夢を描く力こそが、未来を切り拓く力。みんなの夢をひとつに、としま未来への扉を開きましょう」と力強く未来へのメッセージ＝別項=を発信した。
この日は、第1部が記念式典、第2部がみんなの絆コンサート。
記念式典は、東京音楽大学シンフォニーオーケストラと豊島区民合唱団による「としま未来祝典ファンファーレ」の迫力ある演奏でからオープニングのあと、高野区長、村上宇一議長、名誉区民の野村萬氏、豊島区参与の小田島雄志氏が登壇、高野区長の未来へのメッセージ、村上議長、野村氏、小田島氏の祝辞と続いた。
第2部の「みんなの絆コンサート」では、10年前の区制施行70周年の際、さだまさし氏に作曲された｢としま未来へ｣や、｢秋桜｣、「いのちの理由」等の演奏・合唱が行われた。
また、東京芸術劇場前の池袋西口公園では、記念式典に合わせ、「笑顔のハート MERRY IN TOSHIMA」と題した子どもたちによるパフォーマンスが披露された。
未来を担う子どもたち100人の笑顔の傘を集め、笑顔のエネルギーで豊島区が笑顔にあふれる元気いっぱいのまちとなるよう、未来への希望を込めて行われたもので、かけ声に合わせ、子ども達は、自身の笑顔の顔がプリントされた傘を一斉に開き、東京芸術劇場の周りをパレードした。なお、この傘については、区内各地で展示後、クリスマスに子ども達にプレゼントされる。
豊島区は、この4月に鈴木正美東商豊島支部会長を委員長にして区民114名からなる「豊島区制80周年記念実行委員会」を立ち上げ、この実行委員会を中心に区民主体となって実施する約260事業を80周年記念事業として展開している。
»» BACK
|
