未来へのメッセージ 豊島区長 高野之夫
80年前の昭和7年、1932年の今日この日、豊島区は誕生しました。
この間、様々な辛く悲しい出来事がありました。しかし、このまちに住む人々は、その都度、強くたくましく立ち上がり、あの戦争による荒廃からさえもいち早く復興し、豊島区を大きなまちに創りあげてきました。
そして私たちは、まちに品格と潤いをもたらす文化創造都市、誰もが潤いを感じる環境都市、見守りの眼が行き届いた福祉増進都市、そして将来を担う子供たちがのびのびと自分の可能性を広げられる教育都市を目指し、力をあわせてきました。そして今日、これらの施策が大きな実を結ぼうとしています。
また、区政施行80周年の今年、セーフコミュニティの国際認証取得を同時に迎えることができ、このまちのランドマークとなる新庁舎の建設が進むなか、西部地域複合施設の建設や防災に強いまちとしての都市計画道路の整備、そして数十年来の懸案であった造幣局の移転など、将来の豊島区の姿を決定づけるプロジェクトが集中しています。
いま私たちは、先達から引き継いだ夢と我われのみらいを形あるものにできる、まさに千載一隅のチャンスの真っただ中にいます。
今日、平成24年10月1日は10年後の90周年、20年後の100周年へ向けた新たなスタートの日です。
区民の皆さん一人一人が主役となって、お互いが支え合い、古き良きものと新しいものを融合させ、誰もが誇りに思えるまち、訪れたいまちー「安全・安心な文化都市としま」―をみんなで築きあげましょう。
夢を描く力こそが、未来を切り拓く力。みんなの夢をひとつに、「としま未来への扉」を開きましょう。
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