スタンドパイプ消火訓練 池袋の2町会合同で
町会が消火栓を使って消防訓練――。池袋三業町会(神谷一彦会長)と池袋恵比寿町会(吉岡好春会長)の合同消防訓練が9月29日午後1時から、住民ら60人が参加して地元の消防設備会社の浦野工業の協力のもと池袋の御嶽神社とその周辺で行われた。
訓練は御嶽神社の御神木が燃えたという想定で、「発見、通報、初期消火」という火災発生時の基本動作を体験した。具体的には、火災通報疑似装置を使用しての通報訓練や消火器を使用しての初期消火訓練、地下式消火栓を使用してのスタンドパイプ消火訓練、町会のD級ポンプを使用しての消火訓練、家屋倒壊を想定しての救出・救護訓練、非常食の試食コーナー、AEDの取り扱いなど。とくにスタンドパイプを使った消火栓からの放水訓練は町会では珍しいもので、貯め水を放水するD級ポンプとは違う、その効果に期待が寄せられた。池袋消防署警防課、豊島区役所防災課も指導にあたった。
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