秩父屋台囃子を稽古 民俗芸能inとしまワークショップ
10月13日に豊島公会堂で開催される「第24回 民俗芸能inとしま ~友好・交流都市のすばらしい伝統芸能を迎えて~」(入場無料)を前に10月4日、「『民俗芸能inとしま』参加ワークショップ としま太鼓道場」が豊島公会堂で行われ、小学生4人を含む参加者17人が、「秩父屋台囃子」を本番さながらの様子で勇ましく演奏、熱心に稽古に励んだ。
「秩父屋台囃子」は豊島区の姉妹都市・秩父市に350年近く伝わるお囃子。毎年12月2、3日に行われる秩父夜祭りで、街中を曳きまわされる山車の下層部で演奏される。この山車は20トンもあり、お囃子は力強さとリズミカルなタッチで大波小波の打ち寄せる様を表現し、これにより曳き手の呼吸を揃え、力づける大切な役目を担っている。
民俗芸能inとしまは13日の午後2時開演。後継者難などから存続の危機にあった区の民俗芸能の継承と紹介を目的に平成元年から開催。「秩父屋台囃子」は長崎獅子舞とともに毎年参加している。今年は豊島区制施行80周年を記念して、冨士元囃子(豊島区無形民俗文化財)でおめでたい「寿獅子の舞『悪魔祓(あくまっぱらい)』」を上演する。ほかに、豊島区の交流都市の伊達市から「箱崎愛宕獅子舞」と浜松市から「寺野のひよんどり」も競演する。
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