2012年10月

第2965号 2012年10月31日号


大盛況!大塚商人まつり
 被災地へ元気発信
 ブース、イベントともに大好評


 大塚の街を代表する商業イベントとしてすっかり定着した「大塚商人まつり」の第4回は今年も2日間とも終日大盛況だった――。

 10月27日、28日に大塚駅南北広場で、「豊島区制施行80周年」「東日本大震災復興支援」の2つを掲げて「大塚商人まつり」が盛大に開催された。主催はサンモール大塚商店街、大塚駅南口盛和会、大塚商興会、南大塚商店街、大塚北口商栄会、折戸折り商栄会など地元商店会からなる実行委員会(菊池章二委員長)、後援は豊島区,豊島区商店街連合会。

 初日10時から北口前で行われたオープニングセレモニーは『としま未来へ』が流れる中70名来賓等の参加でスタート、主催者側から、足立区商連会長、菊池実行委員長よりお礼の挨拶、そして来賓の挨拶は、高野区長、木下区議会副議長、町会連合会中村会長、商工会議所豊島支部鈴木会長、観光協会斎木会長、更に来賓として巣鴨署長を始として紹介があり、そのあと荻村区商連副会長により開会宣言、そしてテープカットと、盛会の上に充実したセレモニーであった。

 菊池委員長は「今年も東日本大震災支援として、宮城、福島、岩手県のみなさんに参加いただいています、また山形、秋田、長野、岐阜、栃木、埼玉県と、年に一度、たくさんの県のみなさんが大塚に集まっていただく日です。そして地元大塚、更に池袋の商店街のみなさんと、60ブース70テントで2日間、一緒にがんばろうと、今回はお断りするくらいの申し込みがあり、感謝しています。地元のみなさんにとっては、楽しい2日間になると思っています、昨年は東北の方に元気をと、お話しましたが、逆に凄い東北の商人パワーで、元気をいただきました。今年は、豊島の商人も負けずにと思っています」とあいさつ。  会場内は、商人ブースは60店舗、70テントという過去最大の点と数で開催された。初日は天候にも恵まれ、午前中こそ人出が少なかったように見えたが、午後からは人出も増えてきて、大変ににぎわい。

 今年も、自由通路での福島、岩手、宮城、の被災県は元気いっぱいのお店で、新鮮な野菜は出せば売れ、出せば売れの盛況。お客様も4回目で「楽しみに待っていた」との話もあり、南北ブース共に大盛況で、会場内のベンチには座りきれないお客様であふれた。

 並行して開催された南北会場でのイベントは、池袋鼓楽の太鼓から始まり、文京高校のブラスバンド、地元の音楽グループ、よさこい、多種多様な出し物で、観客も口にほおばりながら楽しんでいた。2日目は午前雨だったが、午後は上がり、その分30分延長して2日間大盛況のうちに終了した。

 今回区政施行80周年記念の企画として、『なつかしい豊島の景観写真展』が南北通路の南口で大塚商人祭り実行高委員会により開催された。写真数約60点、豊島区の50、60周年のアルバムから抜粋し実行委員会が独自に製作したもので、写真展には、『思い出したよね、懐かしいね』の声があっちこっちで聞かれ、2日間熱心に見学する人が途切れなかった。この企画はお年よりはもちろん懐かしく、若い地元の人たちにとっては驚きを持って見られたようで、企画は大成功だった。

 2日間のイベントを終えて菊池実行委員長は、「豊島区はじめ、巣鴨警察関係及び豊島消防関係者にも多大なるご支援をいただき、大きなトラブルもなく無事執り行えることができました。南北商店街、町会のスタッフの皆さんや各業者の皆さんの協力も得て、今年も大きな活気のあるイベントとなりました。心より感謝申し上げます、また来年も更にみなさんが楽しんでいただけ、賑やかなイベントにし、元気な大塚にするようがんばて参ります」と話していた。


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