2014年6月

第3038号 2014年6月25日号


切れ目のない子育て支援
 「消滅可能性都市」対策 区長記者会見


 日本創生会議から23区で唯一「消滅可能性都市」と名指しされて大衝撃となった豊島区。人口は増えているし市都市開発計画も目白押しで勢いづいている豊島区が消滅なんてありえないと高野区長はすぐに緊急対策本部を立ち上げて、区長記者会見や関西から経済効果発表の第一人者を講師に迎えて池袋の成長をしめす講演会を開催するなどまずは元気な豊島区を内外にアピールするとともに5月29日の区長記者会見では「子どもを産みたい、育てたいという環境づくり、女性が暮らしやすい社会の構築に向けて総合的な施策の展開に一層力を入れていきます」と述べ、対策の柱は、「地方との共生」と「女性が暮らしやすい地域社会づくり」の2つの視点をあげた。

 6月23日の区長月例会見も消滅可能性都市への対策がテーマとなり、高野区長から対応が発表された。先にあげた2つの視点に今回は、日本の推進力をくわえて、「スピード感」を重視したという施策は「切れ目のない子育て支援」がキーワード、とくに相談機能の充実に重点が置かれているようだ。  地域少子化対策強化事業(申請中)として「としま鬼子母神プロジェクト」を立ち上げて地域の妊孕力を育て、全ての人が安心して子供を産み育てられる社会を目指して切れ目のない支援を行える体制をつくっていくとして、先のF1会議やとしま子育て応援フェスタに加え、女性のライフプラン形成のための健康相談、「ママとパパの手帳」開発、妊孕力セミナー、結婚妊娠子育て支援アプリ事業をあげている。具体的な実施内容、方法についてはこれからということで、7月19日に池袋東口・東京信金会議室で開催されるとしまF1会議キックオフイベント「としま100人女子会」などで出た意見など取り入れて進めていくとしている。民間の子育て、婚活活動にも期待を寄せている。


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