池袋中、高南小に海外から視察団
吹奏楽が盛んなアメリカ、カナダ、デンマークから43名の視察団が10月31日、11月1日の2日間、豊島区立池袋中学校(堀利光校長)と豊島区立高南小学校(鮫島千惠子校長)を訪問した。
池袋中学校に訪問した視察団は生徒たちから大歓迎を受けたあと、折鶴がプレゼントされ、生け花や書道を見学。堀校長が英語で歓迎スピーチを行うと、大きな拍手が起きた。その後、視察団は各教室で行われているパートごとの練習を熱心に見学して回った。最後は体育館に場所を移して全体での練習を全員で視察し、「雲のコラージュ <2011年版>」の合奏に聞き入った。その間、視察団は演奏風景を写真やビデオで撮影したり、メモをとったりと、大変熱心に参観を行った。
高南小学校では、4年生から6年生の93名から構成される豊島区立小学校唯一の吹奏楽団「高南ジュニアバンド」の練習風景と演奏を視察した。児童と保護者が視察団を出迎え、児童による「校歌」「ルパン3世のテーマ」「ドレミの歌」の演奏を鑑賞し、練習の様子を視察。また、視察団は児童に演奏指導を行い、児童から「外国の音楽の先生に教えてもらえるなんてすごい!」「ものすごく楽しかった」「一生忘れられない思い出になった」など、どの児童も言葉を超えて通じ合う音楽の楽しさを満喫していた。
また、練習後の視察団と音楽教諭、PTA会長、校長との懇親会の中では、視察団メンバーから「学校と保護者が協力し合う日本の音楽教育を自国でも見習いたい」「音楽は考える力も心も育てる」など音楽教育への熱い思いが語られた。
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