戦争を語り継ぐ 8月8日、区民ひろば高松
「戦争を語り継ぐ2015―戦争を知り、平和を考える―」が8月8日午後1時半から3時まで、区民ひろば高松(高松2-25-9)で開催される。
区民ひろば高松では「戦争」と言う悲惨な史実を次世代に継承すべく、毎年終戦記念日前後に「戦争を語り継ぐ」と言う催しを実施しており、今年で7回目を迎える。
当日は第1部として石川文洋(いしかわぶんよう)氏による講演会「戦争と沖縄の基地」を開催。「私が見た戦争」「ベトナム戦争と平和」など著書を多数持つ石川氏は、沖縄県出身のフリーのカメラマンとしてベトナムの米軍に帯同、レンズを通してベトナム戦争の実態をとらえ、報道した。その時の写真を映写しながらの講演はまさに百聞は一見にしかず、戦争を視覚で確認できる貴重な体験となりそうだ。
第2部「平和を願って」では、「さとうきび畑の唄」の合唱と、「愛する人に歌わせないで」の独唱、2013年の慰霊の日に読まれた当時小学1年生の安里有生(あさとゆうき)くんの詩が描かれた絵本「へいわってすてきだね」の朗読を行なう。最後に、会場の全員で「故郷」を歌い平和が続くことを願う。
担当者は「戦後70年の節目にあたる今年、さらに安全保障関連法案の審議が続く中、私たち1人1人が戦争と平和について真剣に向き合わねばならないと考えます。ぜひ多くの方にご参加いただきたくご協力をお願いします。」と話している。
<「戦争を語り継ぐ2015―戦争を知り、平和を考える―」概要>
日時:8月8日(土曜日) 午後 1時30分から3時まで
場所:区民ひろば高松(高松2-25-9)
1部:講演会「戦争と沖縄の基地」 講師:石川文洋氏
2部:平和を願って合唱:さとうきび畑の唄、独唱:愛する人に歌わせないで、絵本の朗読:へいわってすてきだね・他
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