豊島区、秩父市でCCRC 増田寛也氏招き三者会談
8月11日、高野之夫豊島区長は、久喜邦康秩父市長、増田寛也日本創成会議座長を豊島区新庁舎に招き、三者会談を行った。
これまで高野区長は、6月4日に日本創成会議が「東京圏高齢化危機回避戦略」発表した直後の同15日、増田座長の訪問を受け、同会議の発表内容について意見を交わし、今後も継続的に意見交換の場を持っていくこと約束。さらに、7月13日には、秩父市を訪問し、久喜市長とのトップ会談で日本版CCRCについて協力して取り組んでいくことを確認している。
三者会談では、国の「日本版CCRC構想有識者会議」の座長も務める増田氏から、CCRCについて認識を深めるとともに、今後の方向性を共有した。とくに豊島区、秩父市の現状が詳しく話され、国とのパイプの太い増田氏の協力、アドバイスを要請、増田氏も「しっかり国につなげます」と快諾、終始和やかな会談だった。
日本版CCRC構想とは、東京圏をはじめとする高齢者が、自らの希望に 応じて. 地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、 医療介護が必要なときには継続的なケアをうけることが出来るような環境づくりをすすめることで、新しい高齢者施設建設等土地のない豊島区としては、長年の友好都市関係のある秩父市との協力で解決をしようというもの。近々に秩父市の名をあげて区民にアンケート調査を行い、具体的に進めていくとしている。
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