2015年8月

第3089号 2015年8月26日号


猛暑も吹っ飛ばす勢い
 第43回東京大塚阿波おどり大盛況で幕


 やっとさー、やっとやっと。「安全安心」、「エコ」、「被災地支援」をコンセプトにした「第43回東京大塚阿波おどり」(実行委員長=林洋サンモール大塚商店街理事長)は8月22日、今年も南大塚大通りをメイン会場に、猛暑をも吹っ飛ばす勢いで開催され、大塚の元気を全国に発信した。

 「東京大塚阿波おどり」は都内でも歴史あるお祭りのひとつ。今年は昨年より4団体多いこれまでで最多の20連が参加、踊り手は1千人以上、来場者も15万人を超えて、会場周辺は踊り手と見物客で歩くのもままならないほどの大盛況となった。

 オープニングセレモニーには高野区長、小池衆議、村上区議会議長はじめ区内の東商、区商連、観光協会、法人会など主要団体の代表者、都議・区議らが勢ぞろいし、南北自由通路、駅ビル、そして南口の地下駐輪場・駅前広場の整備とすすむ大塚の街のますますの発展に期待を寄せた。

 林大塚阿波踊り実行委員長からの「踊る人も見る人も一緒になって、この阿波踊りを、この大塚の街を楽しんでください」の挨拶をうけて、踊りは午後5時にスタート。

 第1回目から43回連続の出場の「サンモール大塚駅前連」、「三和連」、「大塚商興連」、「盛和連」の地元連。さらに今年は高円寺を中心に活動する「胡蝶連」と神奈川県大和市から「あずま、新橋、蜻蛉大和合同連」が初参加。それぞれに個性ある20連が、鳴り物と「ヤットサー、ヤットヤット!」の威勢の良い掛け声とともに、夜8時過ぎまで、大塚の街を熱く彩った。今年も高野区長、足立区商連会長が元気に踊りに参加していた。

 昭和46年に始まった大塚阿波おどり。天祖神社の縁日や、料亭の遊客で終日賑わいを見せていた戦前の頃の姿を取り戻そうと、地元の商店街や観光協会が実行委員会の中心となった。あえて有料桟敷席を設けず、商業ベースに乗らない手づくり感を大事にし、地元に根付いた伝統文化行事となっている。


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