9月、池袋演劇祭開幕 28日夜、アルパで予告編・CM大会
9月1日から始まる池袋演劇祭に先立ち、28日(金曜日)午後5時30分より、サンシャインシティ・アルパ地下1階・噴水広場(東池袋3-1-1)にて、「第27回池袋演劇祭前夜祭 予告編・CM大会」が開催される。演劇祭に参加する劇団が、それぞれ2分間の持ち時間内で公演の予告やコマーシャルを行う。入場無料。
豊島区は、池袋を中心に大小の劇場が多くあり、また舞台芸術学院や小劇団等の演劇活動が昔から盛んで、演劇・芸能分野において多くの逸材を輩出してきた。「池袋演劇祭」は、こうした“演劇の街”としての地域性を活かし、地域文化の発展を通じて街のイメージアップと活性化を図る目的で平成元年から開催された。毎年9月の1か月間、地域密着型の演劇の祭典として、区内の各劇場を舞台に多くの劇団が参加する演劇イベントとして定着している。
28日に開催される「予告編・CM大会」は、毎年好評の前夜祭イベント。平成6年の第6回から実施されており、今年は、33団体が参加する。参加劇団は、本番公演の魅力を、2分間という限られた時間の中で伝えなくてはならず、知恵を絞った演技が見もの。時間になると「カラン カラーン」と鐘が鳴らされ、容赦なくPR終了となる。一方、観客にとっては、演劇の雰囲気を味わい、また、本祭への参加劇団の一部を、一度に観覧することで、お気に入りの劇団を探し出すいい機会にもなっている。
なお、本演劇祭は、一般公募審査員100人の採点で「大賞」を含め演劇祭賞を選定し表彰することも特色の一つ。今年は、17会場・45劇団が演劇祭大賞を目指して競い合い、特別参加なども含めると計51劇団が本祭に参加する。
この「予告編・CM大会」でも、審査員代表数名が審査して最優秀賞など7つの賞が選ばれる。ぜひ、同演劇祭の雰囲気を味わって、さらに9月から始まる池袋演劇祭に足を運んでみてはいかがだろうか。
<池袋演劇祭前夜祭 予告編・CM大会>
▽日時:8月28日(金曜日)午後5時30分から
▽会場:サンシャインシティ・アルパ地下1階・噴水広場(東池袋3-1-1)
<第27回池袋演劇祭概要>
▽期間:9月1日(火曜日)から9月30日(水曜日)まで
▽会場:区内・近隣17会場
▽参加団体:51劇団(特別参加・昨年度受賞劇団の6劇団を含む)
▽料金:各公演によって異なる
▽主催: 池袋演劇祭実行委員会(豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、豊島区舞台芸術振興会)
»» BACK
|