2016年9月

第3135号 2016年9月07日号


注目あつめる信仰スポット
 池袋東口の四面塔尊


 雑司ヶ谷鬼子母神の国の重要文化財指定とともにあらためて脚光を浴びている、池袋東口駅前公園の一角、第一イン池袋ホテル前にある池袋四面塔尊で9月2日、地元奉賛会(服部洋司会長)の皆さんによって地域の安全祈願をかねた法要が行われた。

 四面塔尊は約300年前の江戸時代、辻斬り被害者の霊を供養するためというその成り立ちからすっかり池袋のパワースポットとして知れわたり、注目を集めている。

 池袋東口美観商店会の西武、パルコ、ISP、ビックカメラ、東京信用金庫、巣鴨信用金庫、JR池袋駅、また地元の関係者ら多数が集まり、雑司が谷・法明寺の近江正典住職のもと、厳かに法要が営まれた。

 服部会長は「この歴史ある四面塔尊が、もっともっと地元の人や来街者に愛され、親しまれるように盛り上げていきたい」とあいさつ。

 法要後は、すっかり恒例となった近江住職から法話。まずは他人を思いやる心を持って「不殺生」の決意、正しい生き方をしめす「八正道」(「正見」「正思」「正語」「正行」「正命」「正精進」「正念」「正定」)の実践が説かれた。(八正道とは仏教の、ものごとを正しく見る、うそのない言葉つかい、正しい行い、正しい生活、正しい努力、正しい方向に心を向けつづける、正しく心で周囲の変化に動かされない、という教え)。  四面塔尊奉賛会では3・11東日本大震災を機に社横に安全安心への思いを言葉として表す掲示板「心のともしび」を設置するとともに、毎月12日の縁日を復活させるなどしている。またそばで営業するパルコでは毎月第1月曜日に供養と清掃を欠かさないでいる。

 【池袋四面塔尊奉賛会】名誉会長=宮田和昌、会長=服部洋司、世話人=大熊良幸、津島徳男、清水泰子、石井浄丈、菅澤省吾


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