「クローバー」「ささえ手」コラボ 空き缶コンロ調理実習
9月4日、椎名町にある心身障害者福祉センターでNPO法人クローバーが豊島区より委託を受けて運営している『つばさクラブ』が主催となり、空き缶コンロを使った調理講習会が開催された。
NPO法人クローバーは、主に知的障害のある方の支援をしている団体で、この日は支援者含め20人が参加。アルミ缶をハサミで切る体験や調理体験を楽しんだ。特にキャベツと調味料をビニール袋に入れてシャカシャカ振って作るサラダは、もう充分ですよという声かけも無視して、笑顔でフリフリもみもみと感触を楽しんでいた。包丁を使わないメニューにするなどの工夫もされていた。
アシストに入ったのはNPO法人ささえ手。ささえ手は、安心して暮らせる地域を広げ次世代につなげることをミッションに活動している団体で、空き缶コンロはそれを伝えるツールの一つ。楽しく調理しながら防災の話をし、日頃から備えておいた方がよいものなどのアドバイスもする。
クローバー事務局長の藤井亘さんは「ささえ手代表の齊藤実和子さんとはNPOを立ち上げる前から地域活動を共にしてきた。こうしてコラボレーションすることで、さらに社会貢献できることが嬉しい。今後も誰でもが安心して暮らせる地域社会にするために協力し合っていきたい」と話した。
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