お見事!連携プレー 池袋消防署感謝状表彰 人命救助の5人
いま開催中の区議会に池袋駅地下の安全性の確保のため、広場機能を有する東西デッキ、そして「橋上駅舎」整備の請願が、池袋西地区開発委員会などから出されている。
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都市再生特別措置法の成立後平成24年に10年を経過したのを機会に大震災が大都市に壊滅的打撃を与えることに鑑み「災害に備える」という視点を加えるに至りました。しかし、平成27年7月24日以前は都市再生緊急整備地域の指定地域が23区の南半分に限定されていた為、ターミナル駅の安全性確保の必要性一つをとっても乗降客数全国第二位の池袋駅はその対象地域に含まれておりませんでしたので改正都市再生特別措置法の対象外でありました。国土交通委員会の調査室の調査官齋藤貢一氏(当時)も災害対策上これは大変説明し難いと申しておりました。しかし、お陰をもちまして平成27年7月24日政令改正により池袋駅を中心とした周辺地域が特定都市再生緊急整備地域に指定され、その壁が撤去されるに至りました。
さて都市直下型地震でありますが30年に30%が70%に訂正されました。申すまでもなく30年後に70%の確率で発生するというのではなく、30年以内、極端に申し上げれば明日発生してもおかしくない訳で一日も早い対策が望まれます。
池袋駅は殆ど地下からの乗降で地下通路は乗降客のみならず大規模商業施設での買物客、東西をつなぐ通路として女性、子ども、高齢者、身体障害者等々膨大な数の人々がここを利用しており一朝有事の際は大惨事を招くことは火を見るより明らかであります。最近は5年に一度位日本各地で大きな地震が発生しております。特定都市再生緊急整備地域に指定されたことでもあり、平成24年に同法に付け加えられた「災害に備える」という視点を利用し、国の財政支援の下、池袋駅地下の安全性の確保のため、広場機能を有する東西デッキ、そして「橋上駅舎」の整備を推進するようお願い申し上げます。
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