2016年9月

第3138号 2016年9月28日号


北区、荒川区と合同で
 女性企業家交流会


 豊島区は9月12日、北区と荒川区と合同で「豊島・北・荒川女性起業家交流会2016~女性の絆が未来をうごかす~」を開催した。

 豊島区は平成26年に日本創生会議から、23区で唯一「消滅可能性都市」と指摘された。これを受けて区は、「女性にやさしいまちづくり」を推進。その中で、約30人の豊島区在住、在勤、在学の女性を中心に組織された「F1会議」で、「豊島区女性のニックネーム」を、「サクラ」と「女性らしくオシャレな響き」を掛け合わせた「サクラーヌ」と提唱した。中でも、豊島区で起業したい・起業した女性を「サクラーヌbiz」とし、女性起業家の支援をする「サクラーヌbiz応援プロジェクト」を実施している。

 平成25年の中小企業白書によると、2012年(平成24年)時点で、女性の起業希望者の割合が1979年(昭和54年)以降で最も高くなっている。この女性起業家交流会にも、定員80名を超える119名の申込があり、起業を目指す女性が確実に増えていることがわかる。

 当日の第一部ではゲストとして(株)コラボラボ代表取締役 横田響子氏、(株)Barbara Pool代表取締役 井上 祐巳梨氏、(株)ほっこり~のプラス代表取締役 内海 千津子氏を迎え、ネットワーク作りや困難時の壁の乗り越え方などについてのトークセッションを行った。その後、豊島区の女性にやさしいまちづくり担当課長、宮田麻子氏による挨拶があり、国際比較による日本の女性のおかれた現状などを説明しながら「世界にある国の半分が、 そして企業の半分が女性により運営される世界は 今の世界より良い場所のはずです」とシェリル・サンドバーグ(Facebook COO)の言葉を引用し締めくくった。

 第二部では、ゲストを交えた立食懇親会を行い、多くの女性たちが交流を深めた。


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