競歩メダリストら来庁 ビックカメラ所属の小林、岡田選手
ロンドン世界陸上50km競歩で銅メダルを獲得した小林快選手(24歳)と同大会の20km競歩で18位の岡田久美子選手(25歳)が8月22日、豊島区役所を訪れ、高野之夫豊島区長に世界陸上競技選手権の結果を報告した。
2人はともに豊島区池袋に本社を置く株式会社ビックカメラに所属。
小林選手は、昨年行われた第55回全日本50km競歩高畠大会において、初の50km大会であったにもかかわらず日本歴代4位の記録で優勝。そして、自身2回目の50km競歩であった今大会において、自己新記録をマークしての3位入賞となった。
また、岡田選手は、第100回日本陸上競技選手権大会女子20km競歩で優勝し3連覇を達成。今回の世界陸上においてもメダルを嘱望されたが、惜しくも18位に終わった。
高野区長は二人に、あえて銀色のフクロウバッジをプレゼント。「豊島区のシンボル的存在のフクロウのバッチ。今回は銀をプレゼントするので、東京オリンピック・パラリンピックでは是非金メダルを取ってきてください」とエールを贈ると二人は「ありがとうございます」と笑みで応えた。
岡田選手は、「今回は18位という悔しい結果だったが、最大の目標は東京オリンピックなので今回の結果をバネに頑張っていきたい」と抱負を語った。
小林選手は「表彰台に上がり、銅メダルを取ったが負けは負け。悔しい思いもある。東京オリンピックでは金メダルを取り、全員が日本に注目する時間を作りたい。そのために優勝にこだわってレースに臨んでいく」と意気込みを語った。
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