2018年6月

第3216号 2018年6月27日号


豊島の観光を育てる
 豊島区観光協会総会


 昨年、新会長に雑司ヶ谷・法明寺住職の近江正典氏が就き新たな体制でスタートした豊島区観光協会の定時総会が6月15日、池袋西口のホテルメトロポリタンで行われ、事業・会計報告、30年度の事業計画など承認された。総会にあわせて、この4月に就任した斉藤雅人副区長による講演が行われ、着々進む池袋、豊島区の街づくりの過去、現在、未来についてわかりやすく話された。

 近江会長は初めての総会にのぞみやや緊張気味に、齊木前会長、副会長ら会員の協力に感謝するとともに、さらなる会員増強をうったえ、「豊島区の観光はまだこれから、種をまいて育てているところ。皆さんの連携によって、早く実って街に賑わいができてくれることをのぞんでます。観光というのは、『来てよし観てよし住んでよし』といわれますが、そのために『来たがる街、観たがる街、住みたがる街』づくりに取り組んでいきたい」とあいさつ。

 最高顧問でもある高野区長は「いま豊島区は60を超す友好都市をかかえる全国でも人気の街となっておりますが、これも皆様豊島区観光協会の力によるところが多く、とても感謝しております」と、また斉藤副区長、斉藤(明)商工部長、藤田文化観光課長も壇上からひとこと。

 また前会長の齊木名誉会長は「12年間会長をつとめられたのも皆様のご支援のおかげ、感謝申し上げます。観光立国の施策のなか、豊島区観光協会の果たす役割はとても多くなることでしょうが、会長、副会長の皆様方にはますます頑張っていただきたい」とエールを送った。

 同協会の今年度の事業は、観光情報センターの充実、ホームページのリニューアル、外国人の訪日旅行者に対する観光事業の充実、西口公園劇場化への対応、東アジア文化都市への関りの強化、観光サポーター制度の創設、外国語ボランティアガイドの会の育成と支援、東京フラフェスタin池袋の開催、海外との親善交流事業、友好交流事業の推進、ソメイヨシノ桜の観光大使派遣事業、会員相互交流の充実、被災地支援、会員の増強と組織の強化、国際アートカルチャー都市構想との連携強化、セーフコミュニティ国際認証取得の活用、行政に関する要望強化、事務局の体制強化――を掲げている。


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