"書道をより身近に" なの花書道会東京展
書道をより身近なものとして皆様に示す機会となるよう努力いたします――。なの花書道会(金子春洋会長)の第4回東京展が8月10日から12日まで、雑司ヶ谷・法明寺みみずく会館(南池袋3-18-18)で開催される。展示は午前9時から午後4時30分まで。入場無料。豊島区教育委員会、豊島区観光協会、東商豊島支部、池袋西RC、NPO法人地球子どもクラブ、豊島新聞社など後援。
千葉と東京を拠点にユニークな信条で書道普及活動を展開している同書道会で学ぶ元気いっぱい、のびのびとした子供たちの作品が多数展示されるほか、12日正午からは、金子会長による「筆と音符のコラボ」をテーマにした席書き(即興で書道)が実演される。
金子会長は電子依存文字が主流になった昨今、情報や意思伝達手段としては優れているが、味気なさ、心の伝達にかけていることから、「日本古来の書で、今一度、楽しみながら心の通った意思伝達が復活する」ことを願い、なの花書道会を立ち上げ、東京都、千葉県で楽しみながら書を学べる教室を主宰し、各会場を飛び回って指導に当たっている。
【金子春洋氏プロフィール】8歳の頃から書道を学び、大学では書道を専攻し、公立学校の教諭として教科(国語や書写)指導に当たった。その間、千葉県教育委員会や文部省(現文部科学省)へ出向するなど、教育行政にも携わり、千葉県公立学校の管理職を務めるなど多くの功績を残している。勇退後は、書道指導に力を注ぎ、今日に至っている。
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