大塚に"龍"が舞う いちょう祭りに花そえる
大塚の街のシンボルともいえる大塚南口の天祖神社の夫婦イチョウを寿ぐイベント「いちょう祭り」が11月30日と12月1日、天祖神社境内で開催された。主催はサンモール大塚商店街など4地元商店会と南大塚ネットワーク。
地域のシンボルツリーである天祖神社境内にある夫婦イチョウに焦点を当てることで地域活性化をはかろうと始まったイベントも今年で12回目。ライトアップされた夫婦イチョウのもと、特設屋台や様々なパフォーマンスでにぎわった。
とくに二日目は長崎くんちで奉納される「長崎龍(じゃ)おどり」が大塚に登場。龍踊り愛好会「東龍会」の皆さんが南口駅前の広場・トランパル大塚を舞台に、唐人服装をした「玉使い」が一人、「龍衆」が十人で玉使い、玉隠し、胴くぐりなどの技を披露。ドラ、タイコ、龍声ラッパ等の独特な拍子に合せて長さ20メートルの龍がさながら生物のように踊る様は圧巻。
そのあと駅前の観衆を引き連れて商店街を練り歩き天祖神社へ移動。境内いっぱい約300人が見守るなか、舞いを披露して観衆を喜ばせた。アンコールを意味する独特の掛け声「もってこーい、もってこーい」の掛け声が大塚の街いっぱいに響きわたった。
»» BACK
|