新成人に豊島区アピール 今年はアニメで祝う成人式
恒例のとしま「成人のつどい」が1月14日午後、池袋西口の東京芸術劇場で開催された。豊島区の新成人は男性1,564人、女性1,545人のあわせて3,109人で、うち外国人は1,292人だった。全国の新成人は約125万人。
豊島区の成人式はこのところ音楽成人式として行われていたが、今年は東アジア文化都市としてのアピールもあわせて、「アニメで祝う成人式」としてアニメ文化の豊島区を押し出して開催された。
事前に許可されたもののコスプレ参加者は目立たずほとんどが晴れ着、スーツ姿。大ホールはほぼ満席だった。
式辞に立った高野区長は朝ドラ放映中の日清食品の創業者、安藤百福氏の『目標は持った、あとは執念』から「執念とは強い意志。わたしは国際アートカルチャー都市として世界に誇れる街づくりに執念を持って取り組んでいきます。あなたたちのこれからは平たんの道のりばかりではない。苦難、困難があっても目標をもって強い意志で乗り越え、未来を切り開いてください」と期待をよせた。磯一昭区議会議長、太田昭宏衆議らが来賓祝辞、新成人を代表して、観世喜顕さんと山田蓮さんが元気いっぱい誓いの言葉を述べた。
この日は式典、豊島吹奏楽団による音楽のプレゼント、プロ歌手によるスペシャルライブの三部構成。司会は人気アニメの声優としておなじみの矢尾一樹さん。スペシャルライブは若者に大人気のアニソン歌手、五條真由美さんと松原剛志さん。時折会場から手拍子もあり、式典開始の午後1時からライブ終了の午後3時までほとんどが席を立たず、荒れることもなく豊島区の成人式は新成人に受け入れられたようだ。新規格のコスプレイヤーとの記念撮影などの模様がNHKニュース等でながれていた。
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